「メゾン マルジェラ」グレンによる初のコレクションは7月のクチュールで発表へ

　「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」が、7月に開催される2025年秋冬パリオートクチュールウィークで新クリエイティブ・ディレクターのグレン・マーティンス（Glenn Martens）による初のコレクションを披露する。

　グレン・マーティンスは、「ジャンポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）」などで経験を積み、自身の名を冠したブランドを設立したほか、2013年には「ワイ・プロジェクト（Y/PROJECT）」のクリエイティブディレクターに就任（昨年9月に退任）。2020年からは「ディーゼル（DIESEL）」のクリエイティブディレクターを務めている。メゾン マルジェラのクリエイティブ・ディレクターは、約10年間同職を務めたジョン・ガリアーノ（John Galliano）の後任として2025年に着任。ディーゼルの職務と兼務している。
　グレンによるメゾン マルジェラでの初のコレクションは、「アーティザナル」コレクションを発表する予定。同メゾンは2006年春夏シーズンからオートクチュール組合「ラ・シャンブル・サンディカル・ド・ラ・オートクチュール」のメンバーとして公式スケジュールに参加しており、2012年には正式にオートクチュールメゾンとして認定された。