直近のリヴァプール戦を負傷で欠場したライス [写真]=Getty Images アーセナルに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスは、今シーズンの残り2試合を欠場する可能性があるようだ。12日、『BBC』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。
今シーズンここまで公式戦50試合に出場し8ゴール10アシストをマークするなど、アーセナルの中心選手として活躍しているライス。しかし、現地時間11日に行われたプレミアリーグ第36節リヴァプール戦ではベンチ外に。中盤の主軸を欠いたチームは前半だけで2点のビハインドを負ったものの、後半にガブリエウ・マルティネッリとミケル・メリーノのゴールで追い付き、苦しみながらも敵地『アンフィールド』で勝ち点「1」を獲得した。
ミケル・アルテタ監督はリヴァプール戦前にライスの状態について「彼はトレーニングすらできなかった。コンディションは良くないようだ」と言及。今回の報道によると、ライスはハムストリングの負傷を抱えていると見られており、現地時間18日に控えるプレミアリーグ第37節ニューカッスル戦を欠場する可能性があるという。現時点で負傷は深刻なものではないと見方が強いものの、クラブ関係者は今シーズンの残り2試合リスクを冒したくないと考えているようだ。
リヴァプール戦ではメリーノがイエローカード2枚を受けて退場処分となり、ニューカッスル戦は出場停止に。仮にライスも出場不可となれば、アーセナルは中盤を主戦場とする主力2人を欠いた状態でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う“ライバル”との直接対決に臨むこととなる。
なお、アーセナルは現時点で勝ち点「68」を獲得し2位につけている。ニューカッスル、サウサンプトンと対戦する残り2試合で勝ち点「2」を積み上げれば、他チームの結果に関わらずCL出場権が与えられる5位以内が確定する。
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