弁護士の菊地幸夫氏が13日、日本テレビ系「DayDay.」(月〜金曜午前9時)に出演。元タレント中居正広氏側が一連の女性トラブルを巡り「性暴力があった」と認定したフジ・メディア・ホールディングスとフジテレビが設置した第三者委員会の調査報告書に反論、証拠の開示を請求したことについて「裁判まで発展するのはあり得る展開」と予測した。
菊地弁護士は今後について「中居氏側が第三者委員会に対して再調査を要求するとか、反論が可能であれば、第2の中居さん側の第三者委員会の調査報告書を出すとか、損害賠償請求を起こすとか、裁判まで発展するのはあり得る展開だと思います」と語った。
コメンテーターで、ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長のイシケンこと、石田健氏は「現状だとどういう意図で、なぜこのタイミングで、最終的にどういうところに着地するかをイメージしているのか、中居さん側が考えているかが分からないので、今後の推移を見守る必要があると思います」と語った。
その後、一般論として「ただ、性暴力に関しての一般的なイメージと乖離(かいり)があるということですけど、もともと第三者委員会はWHOの定義を引いている。その定義も誰かがパッと思いつきで決めたのではなく、研究者だったりいろんな議論を積み重ねたなかで社会の認識を反映して生まれている。それは重い点。我々もそれを踏まえて社会がどういうことを認識しているか、深めていく必要がある」と付け加えていた。
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