帯広などで今年初めての夏日に 北海道の花粉は飛散がピークに

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2025年05月13日 15:33  日本気象協会

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日本気象協会

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今日13日の道内は十勝地方を中心に気温が上昇しています。午後2時までの最高気温は道内のアメダス81地点で20度以上の気温を観測し、そのうち十勝地方の5地点で夏日となりました。道内は、明日14日以降も平年よりも高めの気温が続く見込みです。また、シラカバ花粉の飛散のピークを迎えているため、花粉症の方は万全な対策が必要です。

帯広では今年初めての夏日に しばらくは平年より高めの気温が続く

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今日13日、午後2時までの最高気温は平年より5度ほど高い所が多く、沿岸で16℃くらい、内陸で広く22℃前後となりました。

特に十勝地方は季節外れの気温の高さとなった所もあり、午後2時までの最高気温が道内で最も高くなったのは、十勝地方の池田で26・3℃でした。帯広は7月下旬並みとなる26・1℃を観測し、今年初めての夏日となりました。その他の地域でも、室蘭で20・1℃、倶知安で20・5℃など今年一番の暖かさとなった所がありました。

この先の予想最高気温は、月曜日19日頃にかけて平年より6度ほど高くなり、20℃以上の日が多くなる見込みです。旭川、北見、帯広など内陸では夏日となる日もあり、汗ばむ陽気となることもありそうです。札幌でその年初めて夏日となるのは、例年5月17日頃ですが、ほぼ例年通りの早さで、今年初めての夏日となる可能性があります。まだ暑さに身体が慣れていない時季でもあるため、こまめな水分補給を行うなどして、体調管理には十分に注意して下さい。

シラカバ花粉は今週が飛散のピーク 外出時は対策を

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気温の高い日が多くなり、さらには金曜日16日頃にかけて晴れ間の出る所がある見込みです。そのため、花粉の飛びやすい条件が揃い、今週はシラカバ花粉の飛散がピークとなりそうです。今シーズンは例年よりも花粉の飛散がやや多い傾向にあり、札幌は明日14日から来週の月曜日19日にかけて、全般に花粉の飛散が多い、もしくは非常に多く飛ぶ予想となっています。

花粉症の方はもうすでに対策を行っているかもしれませんが、外出する際にはメガネやマスクを着用し、体内に花粉を取り入れないようにするなど、万全な対策が必要です。

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