週末にかけて6月下旬から7月上旬並みの陽気が続く道内 体調管理に注意を

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2025年05月14日 14:12  日本気象協会

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日本気象協会

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週末にかけて南から暖かい空気の入りやすい状態が続く北海道では晴れる所が多く、日中は6月下旬から7月上旬並みの陽気となる所が多くなりそうです。暑さにまだ完全に慣れていない時季ですので、体調の管理に注意して下さい。

今日(14日)は湿った東風の影響で天気ぐずつく

今日(14日)の北海道付近は、オホーツク海を南下する高気圧に覆われています。この高気圧から吹き出す湿った東よりの風の影響で道内は雲が広がり、道北や道東方面では弱い雨の降っている所があります。今日午後も雲の広がりやすい天気が続きそうですが、オホーツク海の高気圧が南下するにしたがい、道内で吹く風はしだいに南よりに変わる見込みです。南よりの風が山越えで吹く道北や道央、オホーツク海側では短い時間でも日の差す時間があるでしょう。

明日(15日)以降は、東海上の高気圧に広く覆われ、週末にかけて晴れる日が多くなる見込みです。

東海上で高気圧が勢力を強める

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明日(15日)以降は東海上で高気圧が勢力を強め、北海道付近は週末にかけてこの高気圧に覆われる見込みです。高気圧の縁を回って上空に流れ込む南〜南西の風が暖かい空気をもたらし、道内では内陸を中心に気温が上がるでしょう。特に17日の土曜日ごろまでは旭川や帯広など内陸で最高気温が25℃以上の夏日となる所もあり、全般に6月下旬から7月上旬並みの陽気となりそうです。

なお、週明け20日(月)頃には気圧の谷の接近などにより天気が崩れ、広い範囲で雨となるでしょう。

暑さで体調を崩さないように

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まだ、暑さに体が慣れていない人も多いかと思います。この時季は気温が上がっても北海道特有の乾いた空気に包まれることが多いですが、6月後半にもなると南から暖かく湿った気流が毎日のように流れ込み、蒸し暑さも感じられるようになります。本格的な暑さを迎える前に軽い運動の習慣をつけるなど、暑さに備えた体つくりをするのもオススメです。また明日からの気温上昇に際しても、日中は涼しい服装を心がけるとか、体調が悪い際には無理せず休憩をとるなど、熱中症の対策をとるようにしましょう。

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