ラグビー「リーグワン」1部東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)のNO8リーチ・マイケル(36)が“新カテゴリー”に言及した。14日、都内で行われたリーグのプレーオフ前会見に出席した。
前日、26−27年から選手登録の新カテゴリーが導入されると発表された。従来の「カテゴリーA」を2つに細分化し、外国出身選手の出場人数が一部制限される。
ニュージーランド出身のリーチは、15歳で来日。13年に日本国籍を取得した。変更後は、日本代表30キャップ以上の特例で、日本出身選手と同様の「A−1」に入る。
今回の変更で自身は出場制限を受けないが、他の外国出身選手への影響は避けられない。「バランスを取るのが大事。直接リーグと議論をして、日本ラグビーにとって一番良い方向になるように話したい」と思いを明かした。
「なんで変えるんだ」という声も届いているというが、「悪い話じゃない。見る側、プレーする選手、海外から来る選手の意見も聞いて、ベストな方向を決めたら良い」と願った。
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埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)の坂手淳史(31)は「リーグが良くなる方向を見つけるのが大事。機会があれば、僕の意見も伝えたい」と口をそろえた。
従来のカテゴリーは、外国出身でも他国代表歴がなく、48カ月以上の日本居住で日本人選手と同じ「A」を得られた。今後は「A−1」として小中の義務教育9年のうち6年以上の日本居住などが求められ、居住48カ月以上のみでは「A−2」。48カ月未満の「B」や海外代表歴がある「C」と同じくくりで出場人数が制限される。
中学2年で来日し代表21キャップのBL東京ワーナー・ディアンズらは「A−2」扱い。「B」「C」とあわせて、試合登録数は9人以下、同時出場数は7人以下となる。【飯岡大暉】
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