約117億円で獲得可能?…アーセナル、“100戦95発”のギェケレシュへ関心強める

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2025年05月14日 16:35  サッカーキング

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去就に注目が集まるギェケレシュ [写真]=Getty Images
 アーセナルがスポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュへの関心を強めているようだ。13日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 2019年冬に就任したミケル・アルテタ監督のもとで低迷期を脱し、近年はプレミアリーグ優勝争いの常連となったアーセナル。しかし、これまで獲得したタイトルは2019−20シーズンのFAカップと2度のFAコミュニティ・シールドのみ。今シーズンはプレミアリーグでリヴァプールの独走優勝を許し、チャンピオンズリーグ(CL)とカラバオカップでは準決勝敗退という結果に終わった。

 こうした現状を打破するべく、クラブは今夏に大型補強に乗り出す見込みで、中でも一線級のストライカーの獲得が優先事項となっている。アルテタ監督が能力を高く評価するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが“トップターゲット”と報じられていたものの、ニューカッスルの要求額は1億5000万ポンド(約293億円)にまで上り、獲得は困難な模様。そこで、現実的な選択肢として浮上しているのが、スポルティング加入後の公式戦100試合で95ゴールを挙げるなど驚異的な決定力を発揮しているギェケレシュだ。

 報道によると、アンドレア・ベルタSD(スポーツ・ディレクター)就任後、クラブ内でギェケレシュの評価が上昇しており、新ストライカーの有力候補となっているとのこと。スポルティングも今夏の売却に前向きであり、6000万ポンド(約117億円)程度のオファーを受け入れる構えを見せているようだ。ギェケレシュがかつて指導を受けたルベン・アモリム監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せているが、現時点ではアーセナルが優位な模様。一方で、アーセナルが今夏の獲得を目指す場合、週給として20万ポンド(約3900万円)以上を提示する必要があると『ミラー』は指摘している。

 なお、『スカイスポーツ』によると、アーセナルは即戦力の獲得に向けて今夏に少なくとも1億ポンド(約196億円)を投じ、それに加えて選手売却による資金も補強に費やす見込みとのこと。現時点ではレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディを5050万ポンド(約99億円)で獲得することが濃厚となっているほか、ウイング(WG)や最終ラインの補強も噂されている。

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