今夏のリヴァプール退団が噂されているケレハー [写真]=Getty Images リヴァプール所属のアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーにリーズ移籍の可能性が浮上しているようだ。13日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
現在26歳のケレハーは2015年夏にリヴァプールの下部組織出身へ加入し、約4年後にトップチーム昇格を果たした。長らくブラジル代表GKアリソンのバックアッパーという位置付けながら、ここまで公式戦通算67試合に出場。今シーズンはプレミアリーグで10試合、チャンピオンズリーグ(CL)とカラバオカップで4試合、FAカップで2試合ゴールマウスを守っている。
昨年夏にはノッティンガム・フォレストが獲得に乗り出したものの、リヴァプールが売却を拒否したことにより残留に至ったケレハー。今シーズン終了後にはバレンシアへレンタル移籍中のジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが復帰することから、再び退団の可能性が浮上している。
報道によると、日本代表MF田中碧が所属するリーズもケレハーの獲得に興味を示しているクラブの一つだという。チャンピオンシップ(2部リーグ)を制覇した同クラブは、プレミアリーグ復帰初年度となる2025−26シーズンに向けて戦力の拡充を目指しており、正守護神候補としてケレハーの動向を注視しているようだ。
また、ニューカッスルやボーンマスもケレハーに具体的な関心を寄せているとのこと。リヴァプールは完全移籍での売却を視野に入れており、移籍金として4000万ポンド(約78億円)程度を要求するものと見られている。
リヴァプールを長らく陰から支えてきたケレハーだが、今夏にどのような決断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。