【信濃川特別】母は名牝アパパネ バードウォッチャーが連勝狙う
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2025年05月15日 17:00 netkeiba

信濃川特別2025に出走予定のバードウォッチャー(24年8月撮影、ユーザー提供:kitさん) 名牝アパパネを母に持つバードウォッチャー(牡4、美浦・国枝栄厩舎)が、日曜新潟10Rの信濃川特別(芝2000m)で連勝を狙う。
バードウォッチャーは父ブラックタイド、母アパパネ、母の父キングカメハメハの血統。母は史上3頭目の三冠牝馬。09年の阪神JF、10年の桜花賞、オークス、秋華賞、11年のヴィクトリアマイルとGIを5勝した。さらに半姉のアカイトリノムスメは21年の秋華賞馬。半兄のジナンボーとラインベックもオープンまで出世している。
ここまで11戦2勝。2歳秋の東京芝1800mの新馬はスローペースも何のその、上がり3Fが11秒6-11秒5-11秒3の加速ラップを鮮やかに差し切り。その血統背景もあって、クラシック候補の呼び声も上がった。一転、その後は9戦連続で4着以下。いつの間にか忘れ去られた存在になっていたが、前走の福島の1勝クラスで突如の激走。後方からグイグイ伸びると、終わってみれば3馬身半差の圧勝で、1年5カ月ぶりの2勝目を手にした。
今回は昇級戦となるが、前走の走りを再現できれば通用するだろう。新潟の長い直線も味方に付けて、良血開花を印象付ける2連勝といきたい。
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