若手の就職支援事業を行うUZUZ(東京都新宿区)が実施した調査によると、20代の7割近くが就職・転職活動に「生成AI」を使っていないことが分かった。
「就職・転職活動において生成AIをよく使っている・まあまあ使っている」と回答したのは31.8%にとどまり、7割近くが「使っていない」と回答した。
「日常的に生成AIを使っているか」という質問に対して「使っていない」と回答した割合は58.9%で、「使っている」(41.1%)を上回った。
就職・転職活動で生成AIを使っていると回答した人のうち、その目的や用途としては、「エントリーシート作成」(61.7%)が最も多かった。「業界分析、企業や職種のリサーチ」(47.3%)、「面接対策」(41.9%)、「キャリア相談」(36.9%)が続いた。
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「将来AIに代替される可能性を考えて希望する職種や求人を変えた」割合は18.1%にとどまり、8割以上が「変えていない」と回答した。同社は「Z世代にとって生成AIが『就活で使う便利なツール』にすぎず、『自身のキャリアに影響を与えるもの』とは捉えていない」と指摘した。
本調査は3月1日〜5月6日、同社のサービスを利用する就職活動中の20代男女698人を対象に実施した。
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