
※写真はイメージです
渋谷区では、災害発生時に約23万7,000人の帰宅困難者(災害などによって交通機関が運休し、徒歩での帰宅が困難になった人)が発生すると言われています。帰れなくなったら「帰宅困難者受け入れ施設」へ向かいましょう。また、大地震が起きると鉄道は運行を停止し、多くの人が集まる渋谷駅構内などは大変混雑するため、群衆雪崩の危険もあります。まず、地震が起きたら駅には近づかず安全な場所で待機しましょう。また、狭い路地や坂道から離れることも重要です。
火事や倒壊などの危険がある場合の避難場所として、明治神宮 代々木公園一帯や青山学院大学、実践女子学園(中学校・高等学校)など9ヵ所が指定されています。渋谷区にお住まいの方はもちろん、プライベートでよく訪れる方も、地震が起きたときに備えて、帰宅困難者受け入れ施設や避難場所について確認しておくことが大切です。
渋谷区では、防災訓練「渋谷防災キャラバン」に力を入れています。地域で防災活動を続けてきた自主防災組織と渋谷区などが共同で実施していて、誰でも無料で参加でき、楽しみながら防災について知ることができます。
|
|
「渋谷防災キャラバン」は、“楽しみながら”というのがポイントです。「防災体験」では、発災時に役立つ防災力を身に付けるため、模擬消火器を使った初期消火やAEDの使い方、災害時の炊き出しなどを体験することができます。また、災害時に活躍し、最近注目されている防災ドローンのデモンストレーションでは、ドローンのカメラ映像をチェックしたり、災害時にドローンがどう使われるのかを知ることができます。
そのほか、「防災体験ブース」では親子で防災クイズにチャレンジして、災害時に役立つ知恵を身に付けたり、いざというときに役立つ防災グッズの展示ブースもあります。「はたらく車大集合」では災害が発生したときに使われる消防車両を見学することができます。「防災ステージ」では、さまざまな防災知識を持ったゲストとともに防災について考えるプログラムです。
ここで紹介した内容は一例で、その年によって内容は異なりますが、大人から子どもまで参加できます。なお、今年度開催する内容については、渋谷区のWebサイトやSNSをご覧ください。
<番組概要>
番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/
動画・画像が表示されない場合はこちら
|
|