
【写真】武田鉄矢が選んだ『金八先生』“天才生徒”役たちの現在<完全版7人>
■第6シリーズ(2001年度) 上戸彩
2001年10月にスタートした第6シリーズからは、性別異和を抱える鶴本直を演じた上戸彩が選ばれた。性の多様性や報道と人権などのテーマが取り上げられた作中でも、ファンに最も鮮烈なインパクトを残したと評される直を演じた上戸について、武田は「存在そのものが飛び抜けてた」と絶賛し、「この子は時代を作るなと思った」と当時の印象を語る。ランキングでは第6位に入った。
本作で注目された上戸は、その後も数多くの人気ドラマ、映画に出演したほか、タレントCM起用社数ランキングでは、2004年から通算6度の年間首位を獲得している。また演技以外でも、年末恒例の漫才の賞レース『M‐1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)では2008年大会より13大会連続で司会を務めており、お笑いファンにもおなじみだ。2012年9月にEXILEのHIROと結婚。2015年8月に第1子女児を、2019年7月に第2子男児を出産している。
■第8シリーズ(2007年度) 高畑充希
2007年10月から翌年3月にかけて放送された第8シリーズは、モンスターペアレントや学校裏サイトなどがテーマとして登場。このシリーズから武田が選んだのは、優等生・田口彩華役で出演した高畑充希だった。武田は高畑について「台詞覚えに関しても演技にしても100点満点。レベル・ランクが違う」とべた褒めし、「大竹しのぶとか桃井かおり級」と、大物女優2人の名を挙げ、高畑を絶賛した。ランキングでは8位だった。
それまで舞台での活動が多かった高畑だが、第8シリーズ終了後はテレビドラマや映画への出演が増えていき、2013年放送の連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK総合)への出演を機に大ブレイクを果たし、続く2016年放送の朝ドラ『とと姉ちゃん』ではヒロインを演じた。なお、昨年にはドラマで共演した岡田将生との結婚を発表し、人気俳優2人の突然のおめでたい話題は世間を驚かせた。
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