
【動画】ジェシー・アイゼンバーグが“人間とサルの中間”に大変身! 『サスカッチ・サンセット』特殊メイクの裏側に迫るメイキング映像
タイトルにある「サスカッチ」とは、「ビッグフット」とも呼ばれる、北米で目撃情報が寄せられる未確認生物のこと。本作は、北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチの暮らしを、壮大な自然とともに圧倒的な映像と幻想的な音楽で描き出す。
製作総指揮を務めるのは、長編デビュー作『ヘレディタリー/継承』、続く『ミッドサマー』で世界に衝撃を与えたアリ・アスター。監督は、菊地凛子主演の『トレジャーハンター・クミコ』で批評家から絶賛され、エマ・ストーン主演のテレビシリーズ『The Curse』でも非凡な才能を発揮したゼルナー兄弟が担当する。主人公を演じるのは、『ビバリウム』に続き主演とプロデューサーを兼ねるジェシー・アイゼンバーグ。
今回解禁されたのは、特殊メイクへのこだわりが詰まったメイキング映像。本作の撮影中には、毎日2時間にも及ぶメイク時間が必要だったという。特殊メイク監修のS・ニューバーンや監督のゼルナー兄弟が、この挑戦について振り返っている。
デヴィッド・ゼルナーは「人間でもサルでもない、その中間を探った」と語り、ビッグフットを参考にしながら独自のモデルを作り上げていった緻密な作業の様子が映し出される。目と目の間の距離、鼻と口、顎の位置関係など微調整を重ね、各サスカッチの個性に合わせたデザインを追求。髪の部分には人毛を使用し、一本ずつ丁寧に植毛するなど、パーツごとに徹底的なこだわりが注がれた。計算し尽くされた特殊メイクは、撮影現場の自然と見事に調和し、ネイサン・ゼルナーも「衝撃を受けた」と語っている。
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また、サスカッチ一家の表情のインパクトが強烈な4種類のキャラクタービジュアルも解禁された。彼らは劇中でどんな表情を見せてくれるのか。撮影前に座り方や寝方、食べ方までの特訓を積んだキャスト陣の見事な演技にも注目してほしい。
映画『サスカッチ・サンセット』は、5月23日より全国公開。