尾崎豊さん妻、生前贈られた愛の手紙公開「無邪気な豊の笑みが今も心に浮かびます」

1992年に26歳で亡くなった歌手尾崎豊さんの妻、繁美さんが16日までにインスタグラムを更新。尾崎さんから生前贈られた手紙を公開した。

繁美さんは「5月12日は、豊と私の37回目の結婚記念日でした」と報告。続けて、1990年にリリースされた5枚目のアルバム「誕生（BIRTH）」の収録曲「MARRIAGE」について「『しーちゃん、ふたりの結婚を讃える歌を作るからね！』そう言って、無邪気な豊の笑みが今も心に浮かびます」と、尾崎さんとの会話を振り返り、「実はこの曲が生まれる前に、彼から一通の手紙をもらいました」と、その手紙を公開した。

同楽曲の歌詞にも登場する「I wanna marry you」のフレーズとともに愛のメッセージがつづられており、「この手紙に綴られた言葉のひとつひとつが、私の心に深く刻まれました。喜びも悲しみも分かち合いながら、愛と優しさに包まれた光を、ふたりの家庭に灯していこう、そう思いました」と繁美さん。

「彼が紡いだ言葉たちは、私の胸に生き続けています」「あの優しい声は、今も変わらず私のそばに…」と亡き夫に思いをはせ、「是非、『MARRIAGE』を聴きながら、この手紙に込められた彼の想いに触れてみてください」と呼びかけた。