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2025年05月17日 07:33 ねとらぼ
アルミホイルでぴかぴかに輝くボールを作ろうという企画動画がYouTubeで話題に。丸めてギュギュッと限界まで凝縮させたら、どんな風になるのか? そんな“やってみた系動画”が反響を呼び、投稿は記事執筆時点で200万回以上再生され、2万9000件以上の高評価を獲得しています。
●キラキラのアルミホイル製ボールを作ろう!
この動画が投稿されたのはYouTubeチャンネル「Connor Creates」。以前、“日本古来の技術”として美しい泥団子を作る動画を公開し、話題になりました。しかしその泥団子は落下の衝撃で粉々に。そこで今度は、“アルミホイル製のボール”に挑戦することにします。
今回の挑戦では、2つのミッションを設定。1つ目は、作るのにどのくらい時間がかかるのかを計ること。2つ目は、落としても割れないのか確かめることです。泥団子のときのような悲劇には見舞われないように願うほかありませんね。
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●丸めてひたすらトントントン……
早速、制作がスタートです。まず、新品のアルミホイルを取り出し、まるまる1本使ってボール型にします。少々アルミホイルの取り扱いに苦戦したようですが、大きな銀色のボールができあがりました。
続いて、このボールを小さく凝縮させていきます。まず、約11キロのダンベルを縦に持ち、ゆっくりと叩いていきます。4分続けたらもう息が荒くなりクタクタ。でもボールは確実に小さくなりました。
ただ、問題は丸めたアルミホイルの端っこがぺらりと剥がれてきてしまうこと。なかなかボールの1部となってくれません。さらにボールを叩き続けるにつれ指も痛みを感じるようになってきました。
道具はダンベルからハンマーに持ち替え、大きさもさまざまなものを使用して、気分転換も挟みながら続けていきます。時間が経つと、ハンマーがボールを打つ音は“ポンポン”“コンコン”“カンカン”というように、だんだん硬質のものを叩く音に変わってきました。
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●一生懸命磨くとつるつるに
十分凝縮させたら、今度は紙やすりでボールの表面を磨きます。少しずつ丁寧に磨いていくと、ずっとぺらぺらと剥がれていたアルミホイルの端っこを感じなくなり、表面がどんどん滑らかになりました。1時間半も磨くと、すっかりつるりとしてきれいな表面ができあがりました。
さらに、目がとても細かいウェットサンドペーパーに替え、水中で磨きます。30分磨くとかなり疲れてきたようですが、ボールをピカピカにするためには必要なステップです。
●ようやく完成! 制作時間は?
そしていよいよ最後の工程です。金属用の磨き粉を使い、電動ポリッシャーで表面を磨きます。球体をまんべんなく磨いて、最後に布で吹き上げると、まるで銀のように輝くアルミホイル製ボールが完成! のぞき込むと、顔も写るほどの反射率です。
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こうして完成したアルミホイル製ボール。まず1つ目のミッションである“制作にかかった時間”は、なんと8時間半。根気がなくてはできないですね。
そして2つ目のミッションの“落としても割れないか?”を確かめます。ドキドキしながら床にボールを落とすと……ボールは「コンコン」という音を立てて軽く跳ね上がり、割れないどころか傷もつきませんでした。今度こそ、割れない輝くボールを手に入れたのですね!
●「完ぺきにピカピカ」「見てるとすごく穏やかな気持ちに」
この動画には、「これはマジですごすぎ」「完ぺきにピカピカだね」「金箔で覆って磨くのはどうだろう?」「見てるとすごく穏やかな気持ちになった」「ほんとキレイ」など、新しいアイデアを出したり、ボールを作る過程を楽しむ視聴者からのコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル「Connor Creates」では、アルミホイル製ボール以前に挑戦した「泥団子」制作動画のほか、「サブウェイのサンドイッチから庭を育てられる?」「パイナップルから紙を作ってみる」など、面白い企画動画をたくさん投稿しています。
画像引用:YouTubeチャンネル「Connor Creates」
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