13日に開幕したカンヌ国際映画祭で今年からレッドカーペットに新たにドレスコードが導入され、シースルードレスなど「全裸に近い装い」とロングトレーンなど「通行を妨げるほどのボリュームのある衣装」が禁止され、混乱が生じている。
審査員を務める米女優ハル・ベリー(58)は、オープニング直前に予定していたトレーン付きドレスがこのドレスコードに引っかかることから着用を断念。急きょ、代わりの衣装を準備する羽目になったという。一方、モデルのハイディ・クルム(51)は、開幕式で大きなトレーンが特徴の花びらを模したピンクの花柄ドレスを着用してドレスコードを無視したと伝えられている。
品位を保つため、裸同然のルックが禁止されたことについて、ネットでは今年2月に米ロサンゼルスで行われたグラミー賞授賞式で「ほぼ裸」のスケスケドレスを披露したラッパーのカニエ・ウェストの妻で建築家のビアンカ・センソリさんの影響を指摘する声が上がっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。