乃木坂46が18日、東京・味の素スタジアムで、デビュー13周年記念ライブ「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」最終日となる2日目公演を行った。グループの過去、現在、未来を盛り込んだ構成で、2日間でファン11万人を魅了。初挑戦の味スタライブを完走した。
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本編ラストのスピーチで中西アルノ(22)は、最新シングル「ネーブルオレンジ」でダブルセンターを務めた井上和(20)への感謝を伝えた上で「私も、乃木坂大好きなんです!」と叫んだ。「本当にこんなすてきな先輩、大好きな同期がいて、こんなにかわいい後輩が入ってきてくれて…」と声を詰まらせた。
「私は13年の歴史のちょっとしか知らないんですけど、それでも、今のこの乃木坂が、絶対最強だって言い切れます。みんな、乃木坂、まだまだ上っていけますよね? 14年目も頑張りますので、どうか見守っていてください!」
ライブでは12年のデビューからこれまでの26曲をギュッと詰め込んだ46分間ノンストップメドレーなど、初の試みも実施。キャプテン梅澤美波(26)は「味の素スタジアムという初めてのステージに立てています。今もこうして新たな道へ歩き続けられるのは、ファンの皆さんのおかげです」と感謝した。
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後半の「設定温度」では、3期から6期までの全出演者39人が勢ぞろいした。17年、1期から3期まで当時の全メンバーがそろった初めての楽曲として披露された意義深いナンバー。歴史と未来が再び融合した。
アンコールでは、グループ全体では初の四国公演となる、あなぶきアリーナ香川公演や“聖地”神宮球場ライブ4日間を含む7都市16公演の全国ツアー開催も発表した。賀喜遥香(23)は13年の歴史をかみしめつつ「今の乃木坂も、これからの乃木坂も、作っていけるのは私たちなので」と自分たちに言い聞かせるように力を込めた。梅澤も「これから先の乃木坂の未来も、私たちが大切に紡いでいきます。乃木坂でいられる自分たちをすごく誇りに思いました」と伝えた。
23年に1、2期生全員が卒業して2年。曲を歌い継ぎ、思いを受け継ぎながら、新たなステージへと歩みを進める。【横山慧】
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