
「那須ファームビレッジ」を率いる実業家でタレント・モデルの紗栄子さんが、自身のインスタグラムを更新。
我が子への想いを綴りました。
【写真を見る】【 紗栄子 】 息子からの手紙に 「しばらく涙が止まりませんでした」 「どこかで自信が持てなかった『母親』という役割の『合格』を、息子からもらうことができたような気がします」
紗栄子さんは「今朝、息子から嬉しいメッセージが届きました。私が生きる大きな理由のひとつは、もちろん彼らの存在です。」と、投稿。
続けて「若くして親になることで、様々な声を耳にすることもありました。シングルで育てていくことになった時も、私たち親子に対する世間の反応は、とても厳しいものでした。」と、綴りました。
そして「子育てには、正解がありません。育児書を読んでも、誰かに聞いても、それが“答え”になるとは限らない。状況や環境、タイミングによって結果は大きく変わるし、たとえ同じ親のもとに生まれた子どもでも、それぞれで性格も感じ方も全く違っていて、アプローチの仕方ひとつで反応も変わります。『子育て』という、とても長くて繊細なプロジェクトは、どんな仕事よりもクリエイティブで、そして、あらゆる意味で難しさが伴うものだと実感しています。」と、記しました。
紗栄子さんは「母親という役割を担うだけでもマルチタスクなのに、それに加えて仕事も両立しなくてはならない日々。もちろん、すべてを完璧にこなせるわけではなく、今までも両親をはじめ、たくさんの方々の支えがあって、私は『母親』として、『モデル』として、そして『経営者』として、何とかやってくることができました。」と、投稿。
続けて「それでも、いくら周囲の力を借りていたとしても、すべてを完璧にこなせるわけではなくて、『完璧でありたい主義者』の私は、全てを完璧にできない自分に苦しみ、そしてそのことを赦せるようになるまで、本当に長い時間がかかりました。」と、綴りました。
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紗栄子さんは「モデル業は、カバーを担った誌面の売れ行きやクライアントの商品の動きなど、数値で成果を測ることができます。」と、投稿。
続けて「経営も、決算書が成績表であり、スタッフの状態=会社のコンディションとして見ることで、ある程度の評価ができます。」と、投稿。
そして「ただ、子育てだけは違います。すぐに結果が出ないことばかりで、正解があるようでない世界。子どもたちと一緒に、自分たちなりの正解を探していく、終わりのない旅のようなもの。」と、綴りました。
紗栄子さんは「そしてその旅の途中には、今までも他者からの評価で傷つくことが山のようにありました。」と、投稿。
続けて「いつの時代も、母親たちは『完璧にできてこそ良い母親』というイメージに苦しめられてきたのだと思います。私も、例外ではありません。」と、投稿。
更に「ただ、今日、息子からの手紙を読んで気づかされたのは、『母親』としての“正解”は、他の誰かの判断や評価ではなく、彼ら自身の声の中にあるのだと。」と、記しました。
そして「今日、私は、どこかで自信が持てなかった『母親』という役割の『合格』を、息子からもらうことができたような気がします。」「私にとって、とても大きな出来事です。」と、綴りました。
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紗栄子さんは「人生の中では、常にいろんな選択に悩みます。その時々の自分なりの“最善”を選んだとしても、本当にそれでよかったのかは、すぐにはわからないことばかりです。」「その長い問いに対する答えを、今日、息子がくれました。」と、投稿。
続けて「イギリスから届いたメッセージを読み、しばらく涙が止まりませんでしたが、とても幸せな1日の始まりです。」と、綴りました。
そして「もうすぐ帰ってくる彼らを心待ちに、それまでは私も自分の役割を全うし、帰ってきた時には笑顔で迎えたいと思います」と、記しました。
最後に、紗栄子さんは「そしてこれからも私たちなりの幸せのカタチを築いていきたいと思います」と、その思いを綴っています。
【担当:芸能情報ステーション】
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