「ダメな2世議員の典型例」55歳落語家が江藤拓農相の不適切発言にチクリ

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2025年05月20日 09:47  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

立川雲水(10年10月撮影)

落語家の立川雲水(55)が20日までにX(旧ツイッター)を更新。自民党の江藤拓農相が価格高騰が続くコメに関して不適切発言を行ったことについて私見を述べた。


江藤農相は佐賀市で18日に行った講演で、「(私は)買ったことがありません。支援者の方々がたくさんくださるので、(家の食品庫に)売るほどあります」と発言したとして19日に陳謝した。


雲水は「江藤拓の家には貰い物の米が大量にあるとの事なのだが、その大量の米ってちゃんと消費されてるんですかね?相撲部屋みたいな大所帯ってんなら話は別だが、一家庭で売る程の量の米があっても保存に困るだけじゃね?」と率直な疑問を投げかけ、「もし米を粗末にしてたとしたら農相としてどうよ?」と不信感を募らせた。


その後の投稿では「『米を買ったことがない』って文言から判断出来るのは、『私の家では、米は買わずとも貰えるものである』という認識でずっと過ごして来たって事でしょ?出世して偉くなったから貢物が増えて買わなくても済む様になった…って訳じゃないんすよ」と推測。「ダメな2世議員の典型例ですよ」と批判した。


江藤氏は、衆院宮崎2区選出の衆院議員。1960年(昭35)、宮崎県生まれ。成城大卒。父親は、運輸相や建設相などを歴任し、歯に衣を着せぬ発言で知られ、自民党の大物議員としても名をはせた江藤隆美元総務庁長官。


隆美氏は2003年衆院選に出馬せず政界を引退。父の秘書を務めていた江藤氏は父の選挙区を引き継ぐ形で、2003年衆院選で初当選した世襲議員。当選8回で、これまで農水政務官や農水副大臣、自民党農林部会長などを務め、「農水族」と呼ばれた父の足跡を追うように農政に関連したポストに就いてきた。


2019年、第2次安倍内閣の農相で初入閣。昨年11月、第2次石破内閣で再び農相に就任している。

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