シャンソン歌手クミコ(70)が20日、自身のブログを更新。18日に価格高騰が続くコメについて「売るほどあります」などと発言した自民党の江藤拓農相について言及した。
クミコは「米騒動が起きて、この人が頻繁に登場するようになった頃から、いったいこの人はどういう人なのだろうと思ってはいた」と書き出し「ある時、インタビューを受けている様子を見て、そのある種の威勢に驚いた。人の話を聞き、受け答えをするのではなく、自分のいいたいことをとにかく言い続ける。ふうん、こういう人かあ」と続けた。
さらに該当の人物の失言に「その人が失言をした。米は支持者にもらうので、うちには売るほどある、と言ったのだった。悪いけど、バカかと思った。この時期に、この言葉」とあきれた思いをつづり、「で、またどういう人かと、wikiを見た。すると、父上が政治家のバリバリの世襲。その父上もけっこうに威勢にいい類の政治家だったらしい。貧しさから、その才覚でのし上がってきた昭和的な政治家スタイル」と経歴にも触れた。
続けて「息子はどうやら、人に対しての機微とかを持たない類の二世らしい。今の米騒動で、こんなに時の人になるとは思ってもいなかったに違いない。社会的勉強、つまり、人と人とのありようを学んでこなかったのかもしれない。でないと、あの発言はできない」と推測し「誰でも、あの場合絶対できないだろう発言をしてしまう、その感性にただ驚く」とその発言に仰天する様子を見せた。
「心の底に人への愛のようなものがないと、政治家は務まらない。政治家が愛?などと思われるかもしれないが、基本はやっぱり愛だ。だって、政治家は人を守るのが仕事なのだ。人への愛着、敬意、そういう基本のキを、この人が持つ日がくるのか。ううむ、あやしい」と投稿を結んだ。
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