外国人材拡大へ議論開始=物流など3分野追加―政府有識者会議

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2025年05月20日 16:31  時事通信社

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在留資格「特定技能」と「育成就労」の運用について検討する政府の有識者会議=20日午後、東京都内
 政府は20日、外国人労働者の在留資格である「特定技能」と「育成就労」の運用について検討する有識者会議を東京都内で開き、受け入れ分野拡大に向けて議論をスタートさせた。政府は二つの在留資格の一体的運用を目指しており、新たな「分野別運用方針」を12月に決定したい考えだ。

 「特定技能」は一定の専門性を有する外国人材の在留資格。熟練度の比較的低い特定技能1号には受け入れ分野が16ある。「技能実習」に代わって2027年4月にスタートする「育成就労」は自動車運送と航空を除いた14分野だ。

 政府は人材不足を踏まえ、物流を管理する「物流倉庫」、ホテルや病院にシーツなどを提供する「リネン供給」、廃棄物処分などを行う「資源循環」の3分野を双方の受け入れ分野として追加したい考え。有識者会議では「育成就労」導入時に解禁される外国人材の転籍(転職)の制限期間などについても検討を進める。 

このニュースに関するつぶやき

  • やめろやめろこんな無駄な議論。外国人を育成する金と時間があるなら日本人の若者を教育するのに使うのが先だろうが。
    • イイネ!18
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