「農水大臣の家に『備蓄米』あってどうする」宮根誠司が皮肉 江藤農相コメ失言にあきれる

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2025年05月20日 17:49  日刊スポーツ

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宮根誠司(2020年12月撮影)

フリーアナウンサー宮根誠司は20日、自身がMCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)に出演。コメをめぐる一連の失言で窮地に立たされている江藤拓農相について「農水大臣の家に『備蓄米』があってどうするんですかねえ」と、発言内容をあきれたように突き放した。


江藤氏は18日に佐賀市で行われた自民党県連の政治資金パーティーに出席した際、国民がコメの価格高騰に苦しんでいるさなかにもかかわらず「私は買ったことがありません。支援者の方々がたくさんコメをくださるので、まさに売るほどあります。私の家の食品庫には」などと、発言。発言が表面化し、批判を受けて19日に釈明した際は、「ウケ狙い」だったと主張し、実際にはコメを購入していると主張。また、当初は発言を「修正する」としていたが、石破茂首相から官邸に呼ばれて叱責(しっせき)され、結局、発言を撤回した。20日の参院農林水産委員会では「ウケるような話ではない。まったく、ピント外れだったと思います」と反省の弁を口にした。


番組では、江藤氏の一連の失言問題について取り上げた。俳優の梅沢富美男(74)は「自分がお殿さまみたいな気持ちになっている。あきれてものが言えない」と、バッサリ。宮根も「農水大臣のお家に『備蓄米』があってどうするんですかねえ」と、これまで31万トンが放出されながら一部のスーパーにしか並ばない政府備蓄米と引っかけて、皮肉交じりにコメント。梅沢が「売るほどあるんですから」と応じると、宮根は「(本当にあるなら)売ってほしいという方もいらっしゃると思うんですけど」と、さらに皮肉を突きつけた。


その上で、江藤氏が、続投の意向を示していることを念頭に「(職を)継続されるということなので、お仕事で返すしかないですね」とも語った。

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