
昼間はかなり暖かくなりましたが、朝晩はまだまだ冷え込むことがあります。わざわざ上着を持っていくと日中はかさばって邪魔になることも。そんな時に便利なのが、モンベルの「EXライト ウインド ジャケット」です。
収納すると手のひらサイズまで小さくなり、さらに重さはたったの45gと超軽量で、気軽に持ち歩けます。
●デザイン、機能性に優れたウィンドシェル
モンベル「EXライト ウインド ジャケット」は、強度と軽量性を両立した極薄生地「バリスティック エアライト」を使用したウィンドシェル。透けるほど薄いのに風の侵入をしっかり防ぎます。脇部分にはベンチレーションを備えており、運動しても熱がこもったり蒸れたりしづらいのも特徴です。
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レディースとメンズが展開されていますが、筆者はブラックのカラーがあったメンズを購入。Sサイズなら特に大きすぎることはありませんでした(筆者は身長158cm)。
ゆったりした着用感や、男女問わず着用できるスタイリッシュなデザインも魅力。価格はメンズが9680円(税込み、以下同)、レディースが9350円です。
袖部分はすぼまっているので風が入り込んで寒さを感じることはありません。手首が冷えると寒さを一層感じやすいですから、袖の形は大事ですね。また、高めの襟設計で首からの風の侵入も防げます。
●重さはたった45g
同商品の最大の特徴は、折りたたむとかなり小さくなることです。内側についているポケットに収納すると手のひらサイズになると公式サイトで知り、それが購入の決め手になりました。
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上着がここまで小さくなるとは驚きでした。これなら持ち運びの負担を全く感じません。
公式サイトでは平均重量45gと記載されていましたが、筆者が重さを測ると41gでした。45gというのは一般的な板チョコよりやや軽いくらいの重さです。
●カラーによっては下に着る服を選ぶかも
軽量かつコンパクトになり、持ち運びしやすいのはメリットではありますが、実物を見るまで気になっていたのは生地の薄さ。購入したブラックは、下に着ている服が透けて気になるということはありませんでした。
ですが、ホワイトは下に着ている服の柄が透けて見えました。ブラックでも手のひらを入れるとうっすら透けているのが分かります。
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●こんなに薄いのに暖かさも感じられる
透け感は気になりますが、着用感はどうでしょうか。少し肌寒さを感じる日に実際に着て外出してみたのですが、透けるほど薄いのに不思議と風を防いでくれている感覚がありました。
もちろん、真冬にコート代わりに着用するのは難しいのですが、春や秋の朝晩など肌寒い時間帯に着用するには心地よいです。
感動したのは着て歩いているうちにホカホカしてきたこと。ヒートテックのように自分の汗でほどよく体を温めてくれる感覚です。じっとしている時ではなく、歩き回ったり身体を動かしたりする時に着用すると力を発揮すると思います。水を多少弾くので、小雨の日のレインコート代わりにもなりました。
●シワとたたみにくさがネック
日常使いしやすいアイテムですが、難点もありました。それは、収納するのが難しかったこと。内側のポケットにきれいに入れるのはかなり困難で、筆者はとても時間がかかりました。どうしても無理やり入れ込むことになるため、シワシワになってしまい、着用時に気になります。
そこで筆者は内側についているポケットに収納するのではなく、きれいに折りたたみ、小さめのジッパーバッグに入れることにしました。これなら収納時のストレスがなく、シワも防げます。
かばんに忍ばせておくだけでいざという時に役立つモンベルの「EXライト ウインド ジャケット」。軽くてかさばらないので一つ持っておくのはいかがでしょうか。