
山梨県警の公式Xの投稿が、ネット上で話題を呼んでいます。制服姿の警察官がコンビニ店などで買い物することに理解を求める内容。「防犯になる」「どんどんやって」「何も問題ないでしょ」「住民も安心できる」などの反応が多い中、反対の意見を寄せる人たちもおり、ネット上では驚きの声が広がっています。
実際の投稿内容はこちらです。
「【警務課から】県警察では、制服警察官が、犯罪抑止活動の一環としてパトカーでコンビニ等の店舗に立ち寄った際に、勤務に必要な飲食物等を購入する取組を行っております 各店舗で買い物をする制服警察官を見かけるかもしれませんが、ご理解をお願いします」(山梨県警公式X5月19日の投稿から)
投稿後、約2日間で表示回数は3900回超、いいねの数は30万以上寄せられるほど拡散。世の中の関心の高さがうかがえます。
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コメントや引用リプの主な反応です。
「店側からすると防犯になってありがたい」「職務を続ける上で休憩は当然のこと」「こんなアナウンスなしに堂々と買い物できる世の中に」「警察官がレジに並ぶと、順番を譲る国もある」「アメリカだと制服のまま店内でコーヒー飲んでる」など。
一方、「買い物するときは着替えて」「許すと規律がゆるむのでは」「食べ物は用意しておいて」といった反対意見も。
反対意見が出ることに驚く人たちからは、「サボりじゃないのに」「なぜ買い物しちゃダメなの?」「警察官だって労働者」「勤務中だからいちいち脱げないでしょ」「警察と救急隊員が休むとなぜ怒る人がいるんだろう」などの声が相次ぎました。
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警察官の制服姿での買い物は2003年に愛知県警が解禁したといわれており、翌年から沖縄県警、北海道警、警視庁、福岡県警などが続きました。兵庫県警では2007年12月から奨励。それまでは買い物時には制服が見えないよう上着を羽織るなどしていましたが、今では制服のままコンビニ店内で弁当を選ぶ姿も当たり前の光景になっています。