【甲斐翔真】「ド根性シアター俳優」としてコロナ禍で初舞台 『ムーラン・ルージュ』は「舞台が好きだと改めて感じた作品」

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2025年05月21日 13:15  TBS NEWS DIG

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俳優の甲斐翔真さんが「第50回菊田一夫演劇賞」の授賞式に登場しました。

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菊田一夫演劇賞は、演劇界に偉大なる足跡を残した菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、氏の念願であった演劇の発展のための一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を表彰するものです。甲斐さんは、「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」のクリスチャン役、「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブ役の演技に対して菊田一夫演劇賞を受賞しました。

 



甲斐さんは‟このような名誉ある賞をいただけて、「ムーランルージュ!ザ・ミュージカル」、「ネクスト・トゥ・ノーマル」という、本当に僕が大好きな作品、この2作でこのような場に立てて本当に光栄に思っております”と、受賞に笑顔をみせました。

 



続けて、甲斐さんは‟僕はこの場で、この舞台での愛をとにかく伝えたい”と話し始めると、‟「ど根性シアター俳優」というようなのが自分の中でありまして、お客様の声を出すことや、心から笑うことっていうのが制限されていて、生の舞台ではあるまじく、生の空間を制限するという状況の下でミュージカルをやっていた”と、2020年のコロナ禍での初舞台を回顧。

 



今回、受賞のきっかけとなった「ムーランルージュ!ザ・ミュージカル」について、‟コロナ禍がだんだん落ち着いてきて、日本のミュージカル界、演劇界に新たな炎を見つけたような作品だと思っている。やっぱり僕は舞台が好きで、生の世界が好きなんだっていうのを改めて感じた作品でもあります”と語りました。

 



最後に、甲斐さんは‟この2作に関わったスタッフの方、キャスト、全ての関係者の皆様に本当に心から感謝を申し上げたいと思います。これからもこの生の舞台、真実の空間に身を置くということを、より多くのお客様、キャストの皆様、カンパニーの皆様と共有できたら嬉しいなと思っております”と挨拶しました。

 



◇菊田一夫演劇大賞◇
栗山 民也 (「オーランド」「ファンレター」をはじめとする今年度の演出の成果に対して)
 
◇菊田一夫演劇賞◇
明日海 りお (「王様と私」のアンナ役、「昭和元禄落語心中」のみよ吉役の演技に対して)
長澤 まさみ (「正三角関係」の唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して)
甲斐 翔真 (「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」のクリスチャン役、「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブ役の演技に対して)
上田 一豪 (「この世界の片隅に」「HERO THE MUSICAL」の演出の成果に対して)

◇菊田一夫演劇賞特別賞◇
伊東 四朗 (永年の舞台における功績に対して)
林 与一  (永年の舞台における功績に対して)

【担当:芸能情報ステーション】

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