長澤まさみ「正三角関係」稽古期間を回顧「演劇学校に通っているんじゃないかと」スリットドレス姿で登場【第50回菊田一夫演劇賞】

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2025年05月21日 13:49  モデルプレス

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「菊田一夫演劇賞」を受賞した長澤まさみ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/05/21】女優の長澤まさみが21日、都内で行われた「第50回菊田一夫演劇賞」授賞式に出席。受賞の喜びを語った。

【写真】長澤まさみ、スリットから美脚チラリ

◆長澤まさみ「菊田一夫演劇賞」受賞に喜び

同賞は、日本の演劇界に偉大な足跡を残した菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、氏の念願であった演劇の発展のための一助として、大衆演劇の舞台で優れた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他スタッフ)を表彰するもの。

「正三角関係」の唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して菊田一夫演劇賞を贈られた長澤はスリットが入ったドレス姿で登場し「この度は菊田一夫演劇賞をいただき、とても嬉しく思っております」と受賞の喜びを口に。「昨年、『正三角関係』という作品で、ほぼ半年、キャスト、スタッフと一緒に1つの作品を作る機会をいただきました」と話し、「日々、演劇学校に通っているんじゃないかという風に思うような稽古の日々でした」と回顧した。

続けて、「私にとって演劇というのは、映像からお芝居を始めたものでして、すごく遠い存在のように感じていた場所でした」と告白。「ですが、思い切って演劇の舞台の上に立ってみたいと、一歩前に進む勇気を出したあのときというものが、今こうして自分自身に返ってきているなと感じています」としみじみと語り、「賞をいただいたことに対して、自分が本当に何かできたのだろうかと自分に問いかけると、まだまだこれからやらなくちゃいけないことがたくさんあるなと思うことのほうが多いです。ですが、こういう素晴らしい賞をいただいたことをこれからの糧に、勇気に変えて、今も演劇の舞台に立っておりますので、最後まで演じられるように頑張っていきたいなと思っております」と言葉に力を込めた。

この日は長澤のほか、演出家の栗山民也氏、女優の明日海りお、俳優の甲斐翔真、演出家の上田一豪、俳優の伊東四朗、林与一が出席した。(modelpress編集部)

◆受賞者一覧

【菊田一夫演劇大賞】
栗山民也(「オーランド」「ファンレター」をはじめとする今年度の演出の成果に対して)

【菊田一夫演劇賞】
明日海りお(「王様と私」のアンナ役、「昭和元禄落語心中」のみよ吉役の演技に対して)
長澤まさみ(「正三角関係」の唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して)
甲斐翔真(「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」のクリスチャン役、「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブ役の演技に対して)
上田一豪(「この世界の片隅に」「HERO THE MUSICAL」の演出の成果に対して)

【菊田一夫演劇賞特別賞】
伊東四朗(永年の舞台における功績に対して)
林与一(永年の舞台における功績に対して)

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