防衛装備品展示会「DSEI Japan 2025」に出展された、小型無人機(ドローン)に対処する高出力レーザー実証装置を搭載した防衛装備庁の試作車=21日、千葉市 国内最大級の防衛装備品展示会「DSEI Japan 2025」が21日、幕張メッセ(千葉市)で始まった。三菱重工業など日本の防衛産業大手や、米英、イスラエルなど国内外の約470の企業・団体が参加した。
展示会は防衛・セキュリティー分野などのイベントを手掛ける企業などが主催し、防衛省や経済産業省などが後援。防衛装備庁や自衛隊のブースでは、小型無人機(ドローン)に対処する高出力レーザー実証装置を搭載した試作車の展示や、日本政府がオーストラリアへの売り込みを図る海自最新鋭の「もがみ型」護衛艦の能力向上型の説明が行われた。
外国企業のブースでは自爆型ドローンも展示。防衛省はウクライナ侵攻を教訓に攻撃型ドローンを導入することを決めており、熱心に無人機を視察する自衛官の姿があった。