コカインを所持したとして逮捕された公益社団法人「日本駆け込み寺」事務局長の田中芳秀容疑者(44)が、相談者の20代女性に「オーバードーズ(市販薬の過剰摂取)をするくらいならコカインのほうがいい」と勧めたとみられることが捜査関係者への取材で判明した。
同法人は東京・歌舞伎町に集まる若者「トー横キッズ」らの相談を受けている。女性はコカインを使用したとして逮捕され、田中容疑者から「オーバードーズをするくらいならコカインや大麻のほうがいいと勧められた」と供述しているという。
警視庁は22日、東京都新宿区にある同法人の事務所を家宅捜索した。
捜査関係者によると、田中容疑者はコカインを2回使ったと説明。所持していたコカインは「歌舞伎町で数日前に外国人から2万円で買った」と供述しているという。
田中容疑者は、18日午後5時半ごろ、新宿区大久保1の歩道で、コカイン1袋を所持していたとして麻薬取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されていた。【菅野蘭】
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