サッカー元日本代表の小野伸二氏(45)とラモス瑠偉氏(68)が21日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時17分=関西ローカル)に出演。浦和レッズに入団したきっかけについて明かした。
1998年にプロ入りして初めて、憧れの存在だったラモス氏が所属するヴェルディ川崎(当時)と対戦し、ラモス氏と同じピッチに立てた日の思い出を語った小野氏。ラモス氏が「覚えてないかもしれないけど、あなた、誰が浦和レッズに行かせたの?」と問いかけると、小野氏は「ラモスさんです。17歳、高校2年生ぐらい。僕は実家が静岡県沼津市なんですけど、そこに来てくださって」と打ち明けた。
続けて「(ヴェルディの)強化部の人と…。ラモスさんは現役だったんですけど、僕がラモスさんを大好きなので、たぶん強化部の人が、ラモスさんを連れて行ったら行くだろうと」。小野氏をチームに誘うべく、ラモス氏を同行させたことを明かした。
ところが、ラモス氏は小野氏を勧誘するどころか「ヴェルディに来ない方がいい」と正反対の話をしたという。
ラモス氏は、当時について「伸二が『ラモスさんがヴェルディを辞めたらどうなるの?』って聞いた。『アカン、アカン、あそこはダメになってしまう』ってはっきり言った」と述懐。
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小野氏には複数のクラブからオファーがあったことから、「だから『浦和行った方がいい』って。浦和の顔になってほしかったから。埼玉の星になってほしくて」とアドバイスしたという。
かまいたち濱家隆一(41)が「もし、ラモスさんが『ヴェルディに』って言ってたら、たぶんヴェルディに行ってた?」と聞くと、小野氏は「たぶん行ってましたね」と同意。ラモス氏は「でも浦和に行ってよかったですよ。埼玉の星になってくれたから」と語っていた。
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