【欅S】ダート転向後3戦3勝の良血馬 ビダーヤがOP勝ちなるか

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2025年05月22日 18:30  netkeiba

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欅S2025に出走予定のビダーヤ(今年4月撮影、ユーザー提供:ぼうさん)
 GII・3勝を挙げたシャケトラの半弟となるビダーヤ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜東京11Rの欅ステークス(4歳上・オープン・ダ1400m)でオープン初勝利を狙う。

 ビダーヤは父リアルスティール、母サマーハ、母の父Singspielの血統。半兄のシャケトラは17年の日経賞、19年のAJCCと阪神大賞典の覇者。半姉のモルジアナもダート短距離を主戦場にオープンまで出世している。22年のセレクトセール1歳では1億8000万円(税抜)の高値となった。ちなみに22年のセレクトセールで取引されたリアルスティール産駒、かつ矢作厩舎所属というのはフォーエバーヤングと同じプロフィールとなる。

 ここまで14戦4勝。デビューから芝を使われ、1勝クラスでは惜敗が続いたが、3走前からダートに転じて覚醒した。1勝クラス、2勝クラスとあっさり2連勝。さらに前走の鎌倉Sも先団直後から抜け出し、難なくオープン入りを決めた。相手が強くなっているにもかかわらず、着差が1馬身3/4、2馬身半、3馬身と広がっているのが注目ポイントで、砂では全く底を見せていない。当然、オープン特別なら好勝負になるはずだ。

 兄のシャケトラ、そして同級生のフォーエバーヤングの背中はまだまだ遠いところにあるが、伸び代はたっぷりだ。鞍上には頼れるD.レーン騎手を確保。秋以降の大舞台に向けて、ここも通過点にしてほしい。

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