かつての徳島指揮官がレアル・マドリードへ? 就任決定的なX・アロンソ新監督の意向により実現か

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2025年05月22日 18:31  サッカーキング

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2023シーズンは徳島を指揮したラバイン氏 [写真]=兼子愼一郎
 かつて徳島ヴォルティスを率いたベニャート・ラバイン氏が、レアル・マドリードでアシスタントコーチに就任する可能性が高まっているようだ。

 レアル・マドリード専門メディア『デフェンサ・セントラル』や『ラ・ガレルナ』等で情報を発信するラモン・デ・アルバレス・モン記者が21日、自身の公式Xを通して、ラバイン氏のレアル・マドリード入りが決まったと報道。レアル・マドリードでは、今季限りでカルロ・アンチェロッティ監督が退任し、新監督してシャビ・アロンソ氏を迎え入れることが決定的となっているが、新監督を支えるスタッフとして、ラバイン氏はコーチングチームに入閣するという。

 シャビ・アロンソ氏は2019−20シーズンからの3年間、自身の現役時代の古巣であるレアル・ソシエダのBチームで監督を務めたが、当時のトップチームでチーフアナリストを務めていたのがラバイン氏だった。『デフェンサ・セントラル』によると、両者は当時から親交があったとのこと。シャビ・アロンソ氏が自身の意向をクラブに直接伝え、ラバイン氏のコーチングスタッフ入りが実現したという。同メディアは「万全の体制を整えているベニャトは、シャビが手掛けるプロジェクトの鍵となるだろう」と伝えた。

 現在37歳のラバイン氏は、アトレティコ・マドリードのカンテラ(育成組織)でアシスタントコーチや監督を、U−17スペイン代表で分析官を、レアル・マドリードのカンテラでアシスタントコーチや分析官を務めた経歴を誇り、以降はフエンラブラダ、エルチェ、リーズ等のクラブでアシスタントコーチを歴任。2018−19シーズンから2022−23シーズン途中までは、現在日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダのチーフアナリストとして手腕を発揮し、2023シーズンより徳島の指揮官に就任した。

 だが、徳島ではJ2開幕から11試合未勝利で終えるなど不調が続き、一時は最下位に低迷。その後は持ち直した時期もあったものの、J2残留争いに巻き込まれていた同年8月、契約解除が決まっていた。以降、ラバイン氏はアル・ワクラやレアル・サラゴサでアシスタントコーチを務めていた。

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