今秋放送スタートの次期NHK連続テレビ小説「ばけばけ」のロケ取材会が23日、島根県松江市で行われた。ヒロイン松野トキ役の高石あかり(22)と、夫で作家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにしたヘブン役のトミー・バストウ(33)が、ゆかりの場所でもある城山稲荷神社で取材に応じた。
明治時代の松江などが舞台で、怪奇文学作品集「怪談」などを残した小泉八雲の妻小泉セツをモデルにした作品。
3月から始まった撮影で、初めて松江市を訪れた高石は「トキとして松江に帰って来るとことができて、すごくうれしく思います」と喜び、「撮っている内容はコメディーで、本番中でも笑いの絶えない現場です。早く、みなさんに届いてほしいな」と話した。
撮影では結婚のシーンを撮影していない。高石は「まだ結婚していないので、早く結婚したい。文化の違いもあり、武士を大切にしている家族と、違う国から来た者とが1歩1歩近づいている。まだまだ大きな壁があるけど、乗り越えられると思う」と意気込んだ。
役作りについて「台本を読んでいて、あまりにも自分とトキが近すぎて、違和感がなくて、すぐ入ってきます。同じ気持ちをずっと感じていて、それをトキが言葉にしてくれる」としみじみと話し、「不思議な感覚で、いままでにない役作りをしている。役を作ってない? ありのまま演じることができている」と語った。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。