
5月21日、アイドルグループ『Kis-My-Ft2』が11枚目となるニューアルバム『MAGFACT』をリリースした。さらに23日には、全国6都市のCDショップでメンバー6人がそれぞれ1日店長として同アルバムのお渡し会を実施することも決定した。しかし、その突然の発表が混乱を巻き起こしている。
起死回生を図ったキスマイ
「今回のお渡し会はメンバーがメディア出演を各都市で行い、その後、その都市のCDショップで行われます。22日の15時からLINEアプリにて先着順で『CD購入整理券』を取得した人で、かつ指定の店舗で参加券付きの今作の通常盤を購入した人が、メンバーから直接手渡ししてもらえるという企画になっています」(芸能プロ関係者)
Kis-My-Ft2のメンバーは、二階堂高嗣が札幌、千賀健永が仙台、藤ヶ谷太輔が東京、宮田俊哉が名古屋、玉森裕太が大阪、横尾渉が福岡にそれぞれ訪れる予定になっている。
“お渡し会”という前代未聞の内容、さらにCD発売から数日後に開催されるという急遽のイベント発表にファンは困惑。Xでは複雑な心境を吐露するファンが多く集まった。
《急すぎるわ!!!!!!!》
《お渡し会の発表急すぎるし突然の接触イベント多発でみんなひっくり返るて》
《もうなんでもやるね》
《ジャニーズもこんな時代が、、、》
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すでにKis-My-Ft2は、このアルバムの初回限定生産盤3枚セットを購入することで、8月から全国3都市で開催されるキスマイメンバー全員とのハイタッチ会への参加券が付与されることも発表していた。
これほど次々と“接近イベント”が行われるのは異例だと、前出の芸能プロ関係者は指摘する。
「Kis-My-Ft2は2005年にグループを結成。6年後の2011年にCDデビューを果たしました。デビューしてすでに14年ほど経っていて、同事務所の中でもベテランに入るグループですが、結成してから歴の長いグループがファンと至近距離で会えるイベントを開催することは今まで聞いたことがありません」
CDデビューをして18日後には初の単独ドームコンサートを開催。その2年後の2013年には冠番組『キスマイBUSAIKU!?』の放送が開始されるなど人気グループとなったKis-My-Ft2。
今回そんな彼らが、ファンのみならず業界関係者も驚くイベントを開催することは、ある意味“覚悟”が感じられると前出の芸能プロ関係者は続ける。
「彼らのCD売り上げを見ると、デビューシングル『EverybodyGo』は初週30万枚超え。しかし、波はあるものの徐々に右肩下がりになっているのです。2025年1月に発売された33枚目のシングル『Curtain call』は初週11.7万枚とかなり伸び悩みました。
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事務所としても『timelesz』の新メンバーオーディションなど新たな試みも増えているなか、彼らもここにきて起死回生を図ったのではないでしょうか。昨年の9月から体調不良で活動休止をしていた二階堂さんが復活したタイミングでもありますし、来年はCDデビュー15周年イヤーなので、なにがなんでも今年じゅうに巻き返したいところだと思います」
再起するKis-My-Ft2が見られるに違いない。