
俳優の寺尾聰さん、松坂桃李さん、佐藤栞里さん、ディーン・フジオカさんらが映画『父と僕の終わらない歌』公開初日舞台挨拶に登壇しました。
【写真を見る】【寺尾聰】“弟”佐藤浩市の登場に感激「声が出ないくらい驚いた」“息子”にも囲まれご満悦
登壇者がステージ上に並び立つと、その中心に立つ寺尾さんは、“この顔ぶれ見てください、最高でしょ?”と、ご満悦。“今まで何本か主役をやらせていただきましたけど、これだけ宣伝に駆け回ったのは初めて(笑)”と、笑いを交えつつ作品への愛着を語りました。
ディーンさんは、“寺尾さんのこと「オヤジ」って呼んでるんです。オヤジから電話があって「(映画に)出てくれ。1日あればいい。1曲歌ってくれ」とラブコールいただきまして。そんなに嬉しいことないですよ”と、今回出演するきっかけとなった寺尾さんとのやりとりを告白。“「これが最後になるかもしれない」と言われて、「そんなこと言わないでくれよオヤジ」という想いを伝えに参上した”と、熱く語りました。
イベント中盤、今月18日が誕生日だった寺尾さんを祝うため、佐藤浩市さんがサプライズ登場。浩市さんから花束を受け取り、がっしり抱擁を交わした寺尾さんは、“(浩市さんとは)血は繋がってないですけど、弟のようにして付き合ってる。親の代(三國連太郎さん)からの付き合い”と、声を震わせて感激。あらためて浩市さんに“おめでとうございます”と祝福されると、“声が出ないくらい驚いています”と、嬉しそうにしていました。
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また、寺尾さんは、“去年の春頃、あんまり具合が良くない状態だった。ディーンと(今作について)話した時は「これが最後」と頭によぎっていた”と、自身の体調に言及。“また頑張れる状態まで戻った”と話して会場を安心させると、“浩市くんは弟のように付き合ってる。ディーンも息子みたい。松坂(桃李)くんも、息子のよう。羨ましいでしょ?みなさん。こんなにイイ男ばっかり兄弟だったり息子で”と、自慢げにしていました。
さらに、寺尾さんは“彼(浩市さん)のレコーディングの時、ベース1本持って飛び入りしてね”と、楽しそうに回想。“あれ、レコードになってるでしょ?”と尋ねる寺尾さんに、浩市さんが“一応なってますよ。レコードじゃなくてCDだけど”と軽快に返し、「兄弟」の空気感で会場を和ませました。
【担当:芸能情報ステーション】