“悪母”役で激変の大物女優「自分でも怖いです〜」「撮影中にバチが当たって…」

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2025年05月23日 17:43  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

名取裕子(2023年10月撮影)

女優の名取裕子(67)が23日、インスタグラムを更新。公開中の映画「金子差入店」(古川豪監督)で自身演じる役のビジュアルなどについてつづった。


名取は、主演のSUPER EIGHT丸山隆平(41)とのツーショットをアップし、「映画『金子差入店』ご覧いただきありがとうございます」と感謝。「悪母にむかつきながら見ましたと お友達からメール。。。」と、自身が演じる役に対する周囲の反応を記した。


「金子差入店」は、厳しい審査や検閲がある差入のルールを熟知し、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する差入屋を描く。名取が演じるのは、差入店の店主を務める金子真司(丸山)の母、容子役。息子に金を無心しては若い男に貢ぐ“悪母”という役どころだ。


しかし名取は、そんな容子に対する周囲の反応に「でもさあ〜」と複雑な思いもにじませ、「世の中には愛情表現の下手な人っていますよね 監督からはこのお母さんは愛情ないわけじゃないけどその表し方が下手なだけ と説明されました」と記した。


一方で、自身もそんな役どころやビジュアルに「やったことのない役 ビジュアルもびっくりのこの髪型と服装 自分でも怖いです〜」と、劇中のカットなどをアップして感想をつづった。


さらに「撮影中にバチが当たって長ーいスカートが絡まって まじ転んで怪我しました〜」と思わぬアクシデントに見舞われたことも明かし、膝を負傷した写真もアップ。「生々しいので白黒でーす 痛かった〜」と嘆いた。


◆「金子差入店」 金子真司(丸山隆平)は妻の美和子(真木よう子)と差入店を営んでいる。伯父の星田辰夫(寺尾聰)から引き継いだ住居兼店舗で、引退した星田と10歳になる息子の和真(三浦綺羅)と一緒に暮らしていた。ある日、和真の幼馴染の花梨が何の関係もない男・小島高史(北村匠海)に殺害され、一家が花梨の死から立ち直れないでいた時、犯人の小島の母こず江(根岸季衣)から差入の代行と手紙の代読を依頼される。金子は差入屋としての仕事を淡々とこなそうとするが、常軌を逸した小島の応対に感情を激しく揺さぶられる。さらに、話し相手が必要だと思うと再度の差入を頼まれた金子は、小島と話せば話すほど「なぜ、何のために殺したのか」という疑問と怒りに身を焼かれる。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生・二ノ宮佐知(川口真奈)と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を強く求めていた。2つの事件と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、家族の絆を揺るがしていく。

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