寺尾聰、松坂桃李(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/05/23】俳優の寺尾聰、松坂桃李が23日、都内で開催された映画『父と僕の終わらない歌』公開初日舞台挨拶に出席。寺尾が松坂の歌声を絶賛した。
【写真】松坂桃李の歌唱シーン◆松坂桃李、映画公開初日に笑顔
本作は、アルツハイマー型認知症を患い記憶を失っていく間宮哲太(寺尾聰)、そんな父を支え続ける息子・雄太(松坂)の絆を描く感動作。この日は共演した佐藤栞里、副島淳、ディーン・フジオカ、松坂慶子、小泉徳宏監督も出席していた。
上映後の舞台挨拶について、松坂は「前回の上映前の舞台挨拶と違って、空気は違いますね。温かな空気に包まれていると言いますか。本当にこの作品を作ってよかったんだなあと、心から今そう思っております」と笑顔を見せた。
◆寺尾聰、松坂桃李の歌声絶賛
劇中の寺尾の歌唱シーンについて、松坂は「贅沢でしたね。お二人の結婚式のシーンで、エキストラさんとかも集まっている中で、カメラのセッティング中とか、ちょっと時間があるときに、寺尾さんが急に『ルビーの指環』とかを歌い出したり」と、寺尾と松坂慶子の結婚式のシーン撮影中の出来事を紹介。「そうだっけ?」と笑う寺尾に、松坂は「歌ってましたよ(笑)!エキストラさん、僕らもですけど、大興奮してて」と振り返り、寺尾は「俺、そんなことしてた…?まずいな、ただで歌っちゃ」とユーモアたっぷりに返した。
寺尾は、松坂と一緒に車中で歌うシーンについて「彼が、歌は得意じゃないとあちこちで言っているし、今でも言っているんですけど、素晴らしいんですよ。一緒に運転しながら歌っているシーンで、普通に並んで歌っているっていうだけだったんですけど、あんまりいい感じなんで、思わず自分が跳ねちゃったっていうくらい、桃李くんの歌は素晴らしい。それから、全曲を覚えてきたんですよ。僕が覚えてないのに(笑)」と称賛し、松坂は「覚えますよ。足を引っ張っちゃうと思って。せめて全曲を覚えなきゃと思って」と明かしていた。(modelpress編集部)
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