なでしこジャパン、6月にW杯王者スペインと対戦決定!…ニールセン監督「大きな挑戦」

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2025年05月23日 19:47  サッカーキング

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新体制でここまで無敗を継続しているなでしこジャパン [写真]=金田慎平
 日本サッカー協会(JFA)は23日、日本女子代表(なでしこジャパン)が来月にスペイン女子代表との国際親善試合を行うことを発表した。

 史上初の外国人指揮官ニルス・ニールセン監督の下で新たなスタートを切ったなでしこジャパンは、初陣となった2025 SheBelieves Cupを3連勝で制覇。先月に行われたコロンビア女子代表との親善試合こそ1−1と引き分けたものの、ここまでの4試合で3勝1分と無敗を維持している。

 今月下旬にはブラジル女子代表との2連戦を控えているなでしこジャパンだが、6月にはスペイン女子代表と対戦することが決定。試合はスペイン・マドリードの『Butarque Stadium』にて現地時間6月27日21時(日本時間:28日4時)キックオフ予定となっており、テレビ放送については調整中だ。

 スペイン代表は直近のFIFA女子ワールドカップを制覇した女子サッカー屈指の強豪国で、FIFAランキングはなでしこジャパンの5位に対して2位となっている。通算対戦成績はなでしこジャパンから見て1勝1分4敗で、最も最近の対戦であるパリ・オリンピック2024のグループステージ初戦。なでしこジャパンは藤野あおば(マンチェスター・シティ/イングランド)が華麗なフリーキックで先制点を挙げたが、1−2の逆転負けを喫している。

 スペインとの対戦決定に際し、ニールセン監督は次のようなコメントを発表している。

「スペインは FIFA女子ワールドカップ王者であり、日本が再び世界の頂点に立つためには、いずれ必ず対峙し乗り越えなければならない相手です。今回、UEFA Women’s EURO 2025の優勝候補としてスイスに向かう直前の彼女たちとの対戦は、将来的にブラジルでのワールドカップで再びスペインと対戦する可能性を見据え、我々がどこを改善すべきかを知る貴重な機会になります」

「日本とスペインはボール保持を通じて主導権を握って攻撃を構築しようとする点で共通していますが、我々は単にスペインのスタイルを模倣することが目標ではありません。日本は技術的なパスワークやボールコントロールに加え、規律やチームとしての強いメンタリティを融合させることで、独自のアイデンティティを築こうとしています。これらの要素に絶え間ない努力を加えることで、唯一無二のスタイルを作り上げていきたいと考えています」

「だからこそ、今回のスペイン戦はファンの皆さんにとっても非常に興味深い試合になるはずです。楽しんでいただくとともに、応援をよろしくお願いします。皆さんの応援は、いつもなでしこジャパンの力になっています。FIFAランキング2位で絶好調のチームと対戦するこの試合は、私たちにとって大きな挑戦となります」

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