ミュージカル「サムシング・ロッテン!」メインビジュアル(提供写真) 【モデルプレス=2025/05/25】2018年に東京・大阪で上演され、観客を笑いの渦に巻き込んだミュージカル『サムシング・ロッテン』の再演が決定。東京公演は2025年12月19日〜2026年1月2日、大阪公演は2026年1月8日〜12日に上演される。
【写真】矢吹奈子、雰囲気ガラリの金髪姿 ◆ミュージカル「サムシング・ロッテン」再演決定
本作は、ブロードウェイで2015年に初演され、トニー賞で1部門受賞・9部門ノミネートを果たしたヒット・コメディ。シェイクスピア作品をはじめとするミュージカルや演劇の名作たちを大胆にパロディにしながらも、演劇への愛と情熱を詰め込んだ作品として、世界中の舞台ファンを魅了した。
再演となる2025年版は、引き続き福田雄一氏が演出を手がけ、新キャストを迎えてパワーアップ。前作から引き続きニック役として出演する中川晃教、ビー役の瀬奈じゅんのほか、新キャストとして、シェイクスピア役に加藤和樹、ノストラダムス役に石川禅、ナイジェル役に大東立樹(CLASS SEVEN)、ポーシャ役に矢吹奈子の出演が決定した。
タイトルの“Something Rotten!”=サムシング・ロッテン!とは直訳すると「何かが、腐っている!」と
いう意味。これはハムレットの一節”something is rotten in the state of Denmark.”を思わせるタイトルで、本ミュージカルはこのように複数の戯曲、ミュージカル作品へのオマージュが随所に登場するコメディミュージカルとなっている。(modelpress編集部)
◆中川晃教(ニック役)コメント
I Hate Shakespeare!シェイクスピアが大っ嫌い!と爽快に痛快に歌い上げるニック・ボトム役を演じます(そこには深い!?理由があるのですが..)2018年初演では、そのシェイクスピア役に西川貴教さんが!そして、この再演では盟友でもある加藤和樹さんが登板されます!笑いでの加藤和樹さんとの競演!それも楽しみです。福田雄一監督のミュージカル愛に全キャストが呼応し、そして劇場いっぱいに笑いが溢れていく今作品は、年末を飾るにふさわしいミュージカルです。人生には笑いと涙が必要だと気づかせてくれるこの作品を僕は心から愛します。
◆加藤和樹(シェイクスピア役)コメント
今回、シェイクスピア役で出演させていただきます。ずっとミュージカルでご一緒したいと思っていた福田さん!この作品で自分のどんな扉が開くのか…ドキドキですが、めちゃくちゃ楽しみにしています。そして中川晃教さんをはじめ、個性あふれる共演者たちとのお芝居もどうなるのかワクワクしています。皆様是非、劇場でお待ちしております。
◆石川禅(ノストラダムス役)コメント
演出家にはいろんなタイプがあるようです。初日が開いた後は役者に委ねて次の作品に集中したいタイプと、千穐楽まで役者と一緒に劇場に居たいタイプ。9年前。福田さん演出のミュージカル。「是非いつか御一緒させて下さい!」楽屋でバッタリ御本人に遭遇して気付いたら勝手に口が動いてました。つまり福田さんは劇場に居たいタイプ、最後まで役者に付き合ってくれる演出家なのでした。9年越しの「待ってましたっ!」にワクワクドキドキが止まりません。どうぞ宜しくお願いします!
◆大東立樹(ナイジェル役)コメント
ナイジェル役を演じさせていただきます、CLASS SEVENの大東立樹です。こんなにも愛されている作品に出演できると知った際、胸の高まりと本気で向き合う覚悟をもったことを覚えています。物語の舞台であるルネサンス時代のことから勉強し、役作りに打ち込みます。素敵な共演者の皆様や、コメディの奇才である福田雄一さんから学べることに今からワクワクしてます。劇場にて、お待ちしております。
◆矢吹奈子(ポーシャ役)コメント
ポーシャ役を務めさせていただきます、矢吹奈子です。ポーシャは明るく自由ですが、芯の強さのある女性だと思うので、そこを表現できるように演じられたらと思います。いつも楽しく福田監督の作品を観ていたので、初めてその世界観に入れるというのがすごく嬉しいですし、またその作品がミュージカルというのも感慨深いです。稽古が始まる前の今から楽しみで仕方がありません!先輩方の背中を必死で追いかけたいと思います。頑張ります!
◆瀬奈じゅん(ビー役)コメント
初演から7年、再び「サムシング・ロッテン!」の世界に飛び込みます。新しいキャストの皆様と共に、新しい「サムシング・ロッテン!」をお届けいたします。ミュージカル好きの方には堪らないオマージュが、たくさん散りばめられているこの作品。ミュージカルを観た事がない方でも楽しめる、底抜けに明るいこの作品。是非、劇場に足をお運びください!
◆福田雄一(演出家・監督)コメント
サムシングロッテン。ようやく再演出来ます!WOWOWの番組「GREEN&BLACKS」の収録であっきーと会うたびに「またロッテンやりたいねえ」って話してて。でも、コロナがあってなかなか話が進まず。で、やっとです!大好きな新しいキャストもお迎えして、ワクワクが止まりません。僕、普段、おかしなミュージカルばかり作ってるから、そうは見えないのですが、かなりのミュージカルヲタクなんです。コロナ前は毎年お正月は家族でブロードウェイに行って2週間、毎日欠かさずミュージカルを観てました。サムシングロッテンはそんなミュージカルをこよなく愛する人たちのためのミュージカル。日本中のミュージカルファンの皆さん!一緒にミュージカル讃歌を楽しみましょう!
◆あらすじ
ルネサンス時代のイギリス。売れない劇作家であるニック(中川晃教)は弟のナイジェル(大東立樹)と共に自身の劇団を運営していた。時代の寵児であり、スーパースターの劇作家シェイクスピア(加藤和樹)にニックは対抗心をむき出しにするが、劇団運営に行き詰まり、妻ビー(瀬奈じゅん)の目を盗んで予言者ノストラダムス(石川禅)のもとを訪ねる。そして、彼のお告げに従い、世界初の歌って踊る「ミュージカル」を書こうと決意するのだった。
その後もノストラダムスのもとへ通うが、出てくるのは頼りない予言ばかり…ヒット確実な作品タイトルは「オムレット」(実は「ハムレット」の間違い)だと言われ、ニックはミュージカル「オムレット」を生み出すために悪戦苦闘する。作家の才能を秘めている弟のナイジェルは、兄の言うことを聞きつつも「卵の物語なんか書きたくない!」と思い悩む。そんななか、出会った美しい清教徒の娘ポーシャ(矢吹奈子)と恋に落ち、新たなインスピレーションが生まれていた。
一方、「ロミオとジュリエットに続く大ヒット作を書かねば」と人知れず思い悩んでいたシェイクスピアは、以前からナイジェルの才能に目をつけていて、彼からなんとか次作のアイデアを得ようと画策する。「トービーベルチ」と名乗る役者に化け、ニックの劇団に潜入し、後の大ヒット作となる「ハムレット」の土台となるアイデアをどんどん盗んでいくが…。
◆ミュージカル「サムシング・ロッテン!」公演概要
【東京公演】東京国際フォーラム ホールC
2025年12月19日(金)〜2026年1月2日(金)東京18回公演
【大阪公演】大阪 オリックス劇場
2026年1月8日(木)〜12日(月)大阪7回公演
出演:中川晃教、加藤和樹、石川禅、大東立樹(CLASS SEVEN) 、矢吹奈子、瀬奈じゅん
岡田誠、高橋卓士、横山敬/植村理乃、岡本華奈、岡本拓也、神谷玲花、小山侑紀、坂元宏旬、高橋莉瑚(※「高」は正式には「はしごだか」)、高山裕生、茶谷健太、横山達夫、吉井乃歌、米澤賢人、小林良輔(スウィング)、七理ひなの(スウィング)
【Not Sponsored 記事】