INI、自身初・名古屋ドーム公演3DAYSをサプライズ発表 会場絶叫「MINIのみんなのおかげ」【ライブレポ】

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2025年05月25日 17:56  ORICON NEWS

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『2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]』を開催したINI(C)LAPONE ENTERTAINMENT
 11人組グローバルボーイズグループ・INI(池崎理人※崎=たつさき、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、高塚大夢※高=はしごだか、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅)が25日、神奈川・Kアリーナ横浜で『2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]』を開催した。

【写真】自身初!バンテリンドーム ナゴヤ公演3DAYSを発表したINI

 INIの覚悟を感じるステージは、MINI(ファンネーム)の大歓声とともに幕を開けた。オープニングから放たれたのは、彼らの「覚悟」が伝わる圧巻のステージだった。高い歌唱力とキレのあるダンス、そしてカメラを巧みに捉えてMINIを沸かせるアピール力など、すべてを駆使したパフォーマンスで、序盤からMINIの心を一気に引き込んでいった。

 7thシングル「THE VIEW」のタイトル曲「WMDA(Where My Drums At)」、6thシングル「THE FRAME」のリード曲「LOUD」、そして2ndシングル収録の人気曲「BOMBARDA」と、立て続けに繰り出される強力なラインナップに、会場の歓声は鳴りやむことなく続いた。

 ひと際存在感を放っていたのが「BOMBARDA」。デビュー以降、何度もステージで披露される中で進化を重ねてきたこの楽曲は、さらに磨きがかかっていた。口角や眉毛のわずかな動きだけで会場を沸かす繊細な表現力を保ちながら、同時に野性的な美しさと強さを兼ね備えたパフォーマンスを見せた。息をのむほどの迫力で、観る者すべてを圧倒。INIの表現力とステージにかける想いが伝わる、記憶に残るオープニングとなった。

 6月25日発売の3rdアルバム『THE ORIGIN』から「Potion」もパフォーマンス。同楽曲はメンバーの池崎が作詞を担当し、5月2日に先行配信がスタートした。遊び心あふれる演出とMINIの掛け声で大いに盛り上がった。そのほか、ライブならではのアレンジを加えた「XQUARE ver.」の数々を披露した。

 圧倒的な支配力を誇るパフォーマンスとは一変、MCでは、ボケとツッコミが入り乱れるにぎやかな一面も。アンコールでは「ごま団子」を食べながらアンコールステージを披露した自由な姿も見せた。

 アンコールでは、それぞれがMINIへの想いを伝えた。松田は「何回やってもめちゃくちゃ楽しいです。皆さんとこうして過ごす時間が幸せです」とにっこり。「また皆さんに会いたいと思います。その日まで僕も頑張ります。や・く・そ・く!」と小指を差し出し、誓い合った。

 また、今年は「馬車馬のように働く」という目標を掲げていたという許は「自分のキャパと見合ってるのかなと思うときもある」としつつ、「ライブで皆さんに元気づけられて、エネルギーチャージされて、1回1回のライブでパワーをもらって、自分に自信を持って、いろいろ挑戦できるようになっています」と感謝。「言葉で表せないぐらい感謝していますので、ライブでも、ほかの活動でも、皆(INI)も一緒に恩返しできたらと思います」と約束した。

 さらに、最後には、愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]』(9月13日〜15日)の開催をサプライズ発表した。大絶叫のMINIに、後藤は「喜びを分かち合えてうれしいです」と満開の笑顔に。木村もMINIのみんなのおかげなので、ありがとうございます」と伝えた。

 3度目のアリーナツアーとなる『2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]』は、5都市(福岡、愛知、神奈川、兵庫、香川)で全15公演開催予定。タイトルの「XQUARE」には、INIならではの方法で導く新たな革命の場所という意味が込められており、「X:未知数」=「XQUARE:革命がおこる場所・広場=ライブ会場」というふたつの言葉が掛け合わされている。

【『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]』詳細】
■場所
愛知・バンテリンドーム ナゴヤ

■日程
9月13日(土)午後4時開場/午後6時開演
9月14日(日)午後2時開場/午後4時開演
9月15日(月・祝)午後2時開場/午後4時開演

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