51歳Ｍ―１王者が低調だった漫才を立て直せたワケ「編集もクソもない。そこをちゃんと…」

「M−1グランプリ2005」王者のお笑いコンビ、ブラックマヨネーズの吉田敬（51）が、9日深夜放送のテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け！」（月曜深夜1時58分）にゲスト出演。現在の漫才への情熱について語った。

「M−1取らせてもらって、めちゃくちゃ忙しかった時、劇場の出番が休みみたいな感覚になった。テレビ、ロケだ、なんだで忙しい、大物との仕事、プレッシャー。明日劇場か。休みやなっていう感覚になってもうた」と当時を回想した。

NGK（なんばグランド花月）に出演する際「（モニターに）ブラックマヨネーズって出るやん。その時、わ〜ってなってくれて。半ば二日酔いで『どうも』って言ったら、『わ〜』ってなってくれたお客さんの『わ〜』が一番のピークやねん。ネタが始まったら、笑い声がそれを超えへん」と語った。

そして「そういうことを繰り返してて…漫才って自分らだけやんか。編集もクソもない。そこをちゃんとやらなあかん、俺は勝手に“休み”にしていたっていうのを直して。今はNGK、月に出させてもらって2回。1本目と2本目の間とかに前まではパチンコとか行ってたけど、今はもう（相方の）小杉（竜一）とガッツリ楽屋で」と説明。さらに「生でウケた時の興奮って違うよな」と語った。

同番組のMCはとろサーモン久保田かずのぶ、ウエストランド井口浩之。