今夜の『ガイアの夜明け』、八潮市の道路陥没事故の裏側 “運転席らしきもの”発見の瞬間に密着

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2025年06月13日 07:00  ORICON NEWS

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13日放送『日経スペシャル ガイアの夜明け』より(C)テレビ東京
 テレビ東京『日経スペシャル ガイアの夜明け』(毎週金曜 後10:00)のきょう13日放送回は、1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管破損による道路陥没事故の裏側に密着した。

【番組カット】八潮市の道路陥没事故で下水道管を調査した小型ドローン

 今、社会インフラの維持・管理は、国家的な転換期を迎えている。八潮市の道路陥没事故は、道路を走行していた運転手の命を奪い、周辺120万人に下水道の使用自粛を求めるなど深刻な被害をもたらした。

 実は、こうした下水道管破損による道路陥没事故は、全国で年間約2600件も起こっている。下水道管だけでなく道路や橋など、高度経済成長期に集中的に整備されたインフラ全体の老朽化が進む一方、予算や人員は不足し、調査・点検・補修が追い付いていない。

 半世紀以上にわたって当たり前に経済活動や生活を支えてきた社会インフラに今、危機が迫っている。深刻な人手不足で対応が極めて厳しい状況の中、ニッポンの大問題に新たな技術で立ち向かう人々の挑戦に迫る。

 八潮市の道路陥没事故から1週間後の今年2月5日。特殊ドローンを扱う会社「リベラウェア」に、県から調査の依頼が寄せられた。トラックの運転席が落下し、不明となっていた事故現場から約600メートル離れたマンホールから、同社が開発した超小型特殊ドローンを飛ばし、「運転席らしきもの」を発見した。ガイアはその瞬間を密着取材した。

 また、山口県宇部市に本社を置く「エムビーエス」は、独自のスケルトンコーティング技術を用いて、全国の老朽化インフラの補修に取り組んでいる。創業者の山本貴士氏は、幼少期に父親の会社が倒産、多額の借金を抱えて群馬に夜逃げを経験した。不良少年だった時期もあったが、どん底の人生からの逆転を図るため一念発起。20歳で単身、宇部に舞い戻り起業したという叩き上げ。「日本列島を丸ごとリフォームする」という強い思いを胸に、日本のインフラ危機に挑む異端児の闘いを追う。

このニュースに関するつぶやき

  • ドローン 救助にも攻撃にも使える使い手の心を写す鏡だな
    • イイネ!9
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