ブライトン加入が決定したコストゥラス [写真]=Getty Images ブライトンは12日、オリンピアコスからU−21ギリシャ代表FWチャラランポス・コストゥラスが完全移籍で加入することを発表した。
発表によると、コストゥラスは7月1日にブライトンに加入することになり、2030年6月30日までとなる5年契約を締結。移籍金は非公開となっているが、イギリスメディア『BBC』によると、ブライトンは3500万ユーロ(約58億円)を支払う模様で、オリンピアコスにとっては2020年1月にポルトガル人MFダニエル・ポデンセをウルヴァーハンプトンに1660万ポンド(約32億円)で売却したのを上回り、クラブ史上最高額での売却になったという。
2007年5月30日生まれで現在18歳のコストゥラスは、身長185センチメートルのセンターフォワード。オリンピアコスの下部組織出身で、2024年8月にトップチームデビューを飾った。2024−25シーズンは公式戦35試合出場で7ゴール2アシストを記録し、ギリシャ・スーパーリーグ(1部)とキペロ・エラーダス(国内カップ戦)の2冠に貢献した。また、U−16から世代別のギリシャ代表に選出されており、現在はU−21でプレーしている。
コストゥラスの加入が決定したことを受け、ファビアン・ヒュルツェラー監督はクラブ公式サイトで次のように期待のコメントを発表している。
「チャラランポスは素晴らしい若手選手であり、ブライトンに加入することをとても嬉しく思っている。彼はプレミアリーグでプレーすることを望んでいて、チームにどのような貢献をしてくれるのか、非常に期待している。チームに様々な攻撃の選択肢を与えてくれると思う。新しい環境に適応できるようにサポートしていきたい」