バルサ加入が近づくJ・ガルシア[写真]=Getty Images
バルセロナはエスパニョールに所属するスペイン人GKジョアン・ガルシアの獲得が決定的な状況となっている。13日、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』など複数メディアが報じた。
現在24歳のジョアン・ガルシアは今シーズン、エスパニョールで守護神を務めるとリーグ戦の全試合にフル出場。8回のクリーンシートを達成した。昨夏にはアーセナルからの関心も伝えられた同選手は、今夏の移籍市場でもプレミアリーグのクラブから注目を集めている。
アーセナルやアストン・ヴィラといったクラブの関心が伝えられるなか、バルセロナが移籍先の最有力候補として浮上。先週には、2500万ユーロ(約41億円)の契約解除金を支払うことで合意間近と報じられていた。
『ムンド・デポルティーボ』によると、「残された手続きは形式的なものであり、あとはリーグの承認を待つだけ」とされ、正式発表は目前と見られている。さらに、ジョアン・ガルシアとは2031年までの6年契約が結ばれる見込みだという。
現在バルセロナには、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンと、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが在籍しており、ジョアン・の加入が決まれば、正GKの座を巡る激しい競争が繰り広げられることになる。テア・シュテーゲンの去就にも注目が集まっているが、同選手はクラブ残留を希望していると伝えられており、GK陣の動向には大きな関心が寄せられている。