中部地方に位置する「愛知県」は、自動車産業がさかんなことで知られる県です。織田信長や豊臣秀吉、徳川家康の出身地としても有名ですね。戦国時代を象徴する3武将の出身地ということもあってか、「名古屋城」「岡崎城」「犬山城」「清須城」など、数多くのお城や城跡が点在しており、武将ゆかりの場所がいくつもあります。
そんな愛知県で、地元民が本当に住みやすいと思う市区町村はどこでしょう? ここでは、3つのエリアをピックアップして紹介します。
「昭和区」は、名古屋市のほぼ中央に位置する区です。区内には「名古屋大学」や「中京大学」のキャンパスがあり、学生が多い街として知られています。また、「名古屋第二赤十字病院」や「名古屋大学医学部附属病院」などの大きな病院が集まっている地区でもあり、地域の医療で大きな役割を果たしています。
名古屋駅までは地下鉄で20分程度と、利便性もいい一方で、緑豊かな公園も多く、ゆったりと暮らせるのが魅力。明治時代につくられた「鶴舞公園」は、今も市民の憩いの場となっています。
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名古屋市の東側にある「日進市」は、名古屋市や豊田市のベッドタウンとして発展した市です。「名古屋学芸大学」や「愛知学院大学」などのキャンパスが立つ学園都市としての一面もあり、大学・市民・行政が連携したまちづくりを推進しています。
2017年には赤池駅の近くに大型商業施設の「プライムツリー赤池」がオープンし、利便性がますます高まりました。その一方で、市内にはのどかな風景が広がるエリアも多く、農業もさかん。耕地の7割ほどは水田で稲作が行われています。
名古屋市の東側にあり、日進市とも隣接する「長久手市」は、2005年に開催された「愛・地球博」のメイン会場となったエリアです。万博会場はのちに「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」となり、2022年には公園内に「ジブリパーク」がオープン。ベッドタウンでありながら、観光地としての魅力も増し、注目度が高まっています。
また、戦国時代には、豊臣秀吉と織田信雄・徳川家康の連合軍が戦った「小牧・長久手の戦い」の舞台となった歴史もあり、市内には現在も古戦場にまつわるスポットが残っています。
「愛知県」の市区町村の中で、地元民的に「住みやすい」と思うのはどこですか?
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