二宮和也が語る“アイドル”の概念 初の新書を読んでほしい人は?【独断と偏見】

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2025年06月16日 04:04  モデルプレス

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モデルプレス

二宮和也:撮影/S a i(提供写真)
【モデルプレス=2025/06/16】嵐・二宮和也の自身初となる新書「独断と偏見」(集英社新書)が、6月17日に発売。二宮が同書の囲み取材に応じ、自身が思うアイドルの概念を明かした。

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◆二宮和也にとって“アイドル”とは

著書内では自身のアイドルとしての在り方についてもつづっていた二宮。そんな二宮にとって“アイドル”とはどうあるべきなのかと問われると「ちゃんと対相手に対しての欲求を考えてあげられる、痒いところに手が届く存在でありたい」と口に。「エンタメ人として、最新、最先端のものを融合していって、また新たな可能性を、というのはありますが、今こういった(取材を受けている)時に『何を聞きたいのか』とか『最新の曲ではなく、本当はもっとこのヒット曲なんじゃないか』というものを、分かった上で叶えてあげられる人たちっていうのがアイドルなんじゃないかな」と説明した。

また、嵐での活動では「応援してくださる方々のお父様お母様が、両手放しとまでは言いませんが『嵐のコンサートだったら行っていいよ』と言うような、なんとなくその存在が安全だし安心で、応援してる子供がすごく楽しそうにしているものを提供できていたらいいなと常に思っている」と語った二宮。「挑戦も冒険もしつつではありますが、そういった安心安全につながるものも同時に必要なのが“アイドル”という概念ではあります」と持論を展開していた。

◆二宮和也、“初の新書”読んでほしい人明かす

今回の著書をどんな人に読んでほしいか?と聞かれると「同世代の方ももちろんですが、若い世代であったり、自分のもう1つ上の世代であったり、働き方の価値観が違う世代の人たちはどういう風に思うんだろうっていうのは興味深いところです」と告白。「僕自身も自分が仕事をする上で先輩の背中を見てきたし、先輩に意見を賜るのはあまりよろしくないというか、見て言わず、という雰囲気があった。そういう10代、20代を送ってきた人間が40代になり振り返ってみると、後輩とされる人たちに『今度こういうのがあるんで観てください』みたいなことを言われると、やっぱり時代って違うよなって」と自身の経験とともに伝えた。

さらに「世代の価値観は違うのでそれに慣れてくのに必死というか、それに嘆くよりもまず慣れなきゃなと思っている部分が多い」とした上で「自分の考えがその世代の人たちにどう受け入れられるのか。説教されているように見えるのか、『それはあんただからできるんだ』と思われるのか、まだまだひよっこだなって思われるのか…。どういう感想が出てくるのか世代が違う人に読んでいただきたいなと思います」と期待を明かしていた。

◆二宮和也「独断と偏見」

本作はあえて文字だけの表現に挑戦し、40代になった二宮がこれまで考えてきたこと、いま考えていることをさまざまなテーマで縦横無尽に語る1冊。俳優やアーティストとしての表現のみならず、独創的な言葉の力には定評がある二宮の最新の【哲学】を言語化するべく、10の四字熟語をテーマに計100の問いを掲載。ビジネス論から人づきあいの流儀、会話術から死生観にいたるまで「独断と偏見」にもとづいて縦横無尽に語りおろす。(modelpress編集部)

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