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韓国軍を除隊したばかりのBTS・JUNGKOOK(ジョングク)がイベントでかぶった帽子が、「政治的」であるとして韓国で大きな波紋を呼んだ。
JUNGKOOKは除隊翌日の12日にソウル郊外で開かれたJ−HOPEのソロ舞台のリハーサルに上がった。その際、「MAKE TOKYO GREAT AGAIN(東京を再び偉大に)」と書かれた黒いキャップをかぶって登場。これに対し、政治的メッセージであるとの指摘や批判が韓国内で相次ぎ、韓国メディア毎日経済は「右翼性向の日本人が使う標語」中央日報は「極右性向の日本人がよく使う表現」と報じた。文言が、米国のトランプ大統領が選挙時に使用したスローガン「MAKE AMERICA GREAT AGAIN(メーク・アメリカ・グレート・アゲイン)」と酷似していることも伝えられた。
JUNGKOOKはすぐに謝罪メッセージをSNSに公開。「私が着用した帽子に書かれた文言で、多くの方に失望と不信を与えた点を、心より申し訳ないと思っています。文言が含んでいる歴史的、政治的意味を十分に確認できないまま着用した私の理解不足により、失望と与えたということを、重く受け止めています。いかなる理由であれ弁解の余地はない」とつづり、帽子は直ちに廃棄したと明かした。
帽子を制作した日本のファッションブランドも14日、SNSを通じて謝罪した。韓国メディアヘラルドPOPは16日「ブランドは『不便を感じたすべての方々に心より謝罪申し上げます。私たちはファッションを通じてアイデアを表現できる自由を信じています。このデザインは政治的立場を伝えるためのものではなく、東京ファッション界の繁栄に対する私たちの希望を象徴的に表現したものだった』と明らかにした」と報じた。
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