歌手森山直太朗(49)が17日、都内で、映画「夏の砂の上」(7月4日公開。玉田真也監督)完成披露舞台あいさつに出席した。
同作は「読売文学賞 戯曲・シナリオ賞」受賞の松田正隆氏による戯曲が原作。愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女が、それぞれの痛みと向き合いながら、小さな希望を見いだしていく姿を描く。森山は主演オダギリジョー(49)が演じる小浦治が働いていた造船所の同僚、陣野航平を演じる。
玉田監督から、同役は森山しかいないとのラブコールを受けた。「率直にビックリした」と驚きを口にした。また、「オダギリさんが毎晩お酒をたしなまれて、俳優論のノミニケーションをされると聞いていたので、とにかくそれが怖かった」と胸中を吐露した。
「どこで聞いたの?」と半ばあきれ気味に返したオダギリだったが、森山は「でも事実でしたよね。毎晩飲むのは」と笑った。
しかし、“心に染みる”思い出もできた。撮影中、オダギリは宿泊していたホテルの玄関スペースに「スナックジョー」を開いていたという。「玄関だから素通りできないんです」と話すと、「お風呂上がりで浴衣の松さんが、ドラマのワンシーンのように通るのをみんなで見ていた」と明かした。しかも「結構、びちょびちょで…」と続けた。
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オダギリは「森山くんが声をかけて一緒にもね」と話すと、松たか子(48)は「何度か…」と苦笑し「でも素通りもできた」と振り返った。
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