若手お笑い芸人の登竜門「第46回ABCお笑いグランプリ」準決勝が17日、大阪市のABCホールで42組が参加して行われ、12組が29日に行われる決勝に進出した。
ファイナリスト12組は、出番順に金の国、家族チャーハン、センチネル、天才ピアニスト(以上、決勝戦ファーストステージAグループ)、Gパンパンダ、ザ・マミィ、エバース、金魚番長(同Bグループ)、ソマオ・ミートボール、フースーヤ、かが屋、ハマノとヘンミ(同Cグループ)。
出番を選ぶ際には、かが屋の加賀翔「ネタのテイスト的にCがいい」とグループCをチョイスすると、昨年、かが屋と同グループに入ったフースーヤもグループCをチョイス。ともに、優勝した令和ロマンに敗れており、ラストイヤーでリベンジを期す。さらに、ピン芸人のソマオ・ミートボールも「ギャガーのフースーヤさんがいるので」とグループCに殴り込みをかけた。
今回、結成10年目のラストイヤーとなるのは天才ピアニスト、エバース、ザ・マミィ、かが屋、フースーヤの5組。
過去3年連続でファイナリストに名を連ねながら、すべてファーストステージグループAで敗れている天才ピアニストは、「せーの」で声を合わせて「A!」。あえて、Aを選び、竹内知咲は「やってみせます」、ますみも「ABC盛り上げます」と、ラストチャンスで三度目の正直ならぬ“四度目の正直”にかけた。
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同コンテストは1980年に「ABC漫才・落語新人コンクール」として誕生し、89年からは「ABCお笑い新人グランプリ」、12年からは現在の「ABCお笑いグランプリ」に名を変え開催。歴代優勝者にはダウンタウン、ナインティナイン、千鳥らが名を連ねている。出場資格は芸歴10年以内のプロのお笑い芸人で、542組がエントリーしていた。
決勝戦の模様はABCテレビで29日午後2時30分から生放送される。
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