『ガンダム ジークアクス』粋な演出続き絶賛 最終回タイトル「だから僕は…」元ネタは富野由悠季のエッセイ?話題「リスペクトが強すぎる」

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2025年06月18日 12:10  ORICON NEWS

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富野由悠季のエッセイ『だから僕は…「ガンダム」への道』(画像はAmazonより)
 テレビアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』が、いよいよ来週最終回(第12話)を迎える。17日深夜に放送された次回予告ではサブタイトル「だから僕は…」が明かされると、ネット上では『ガンダム』の生みの親・富野由悠季(本名:富野喜幸)のエッセイ『だから僕は… ガンダムへの道』が「元ネタ」という声が出ており、制作陣の粋な演出・リスペクトが話題になっている。

【画像】魔法少女風に変身したシャア(笑)『ガンダム ジークアクス』場面カット

 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』は、『エヴァンゲリオン』シリーズを手掛けるスタジオカラーと、ガンダムシリーズを手掛けるサンライズによって制作されている、鶴巻和哉監督作品、ガンダムシリーズ最新作。過去作のオマージュが盛り込まれたストーリー展開や、歴代キャラの登場など、往年のファンの心を掴み、SNSのトレンドを席巻するなど大きな話題を呼んでいる。

 怒涛の展開を見せた最新11話では、ラストシーンにTM NETWORKの大ヒット曲「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙(そら)を越えて)」が挿入歌として起用・放送されるサプライズがあり、粋な演出でファンを驚かせた。

 「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙(そら)を越えて)」はTM NETWORKが1988年3月5日に発売した13枚目のシングル。映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、アムロ・レイとシャア・アズナブルという長年の宿命の対決における象徴的なシーンを彩った曲でもあり、ガンダムファンのみならず、広く名曲と知られる一曲。数多くのアーティストにもカバーされ、親しまれてきた。

 富野由悠季と言えば、1979年より放送がスタートした『機動戦士ガンダム』原作・総監督を務め、数々のシリーズを手掛けてきた『ガンダム』の生みの親。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は1988年に公開された作品で、富野が監督・脚本を務めている。

 そんな流れの中で次回、最終回のサブタイトル「だから僕は…」は、1981年に発売された富野のノンフィクションエッセイと同じ『だから僕は… ガンダムへの道』。これは、『富野由悠季の100%ノンフィクションの青春!「この本は嘘やごまかしは書かないと誓って書いた!」ガンダムを生んだ富野由悠季が汗と涙と恥にまみれた、がむしゃらの青春を告白したエッセイ。かっこ悪さが偉大なる才能を磨いていくさまが、僕らに勇気をくれる!』(KADOKAWA公式サイトより)と紹介される通り、富野自身が書いたものになっている。

 初代『機動戦士ガンダム』のネタが豊富にある今作の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』で、最終回のサブタイトルが「だから僕は…」となっており、粋なサブタイトル・演出にネット上では「最終回「だから僕は…」って富野由悠季監督の自伝のタイトルじゃねえか!」「「だから僕は...」はガンダム放送後に徳間書店から出版されたこの書籍 富野喜幸著 のタイトル 46年の時を経てこのサブタイで閉めるのか」「最終話タイトル『だから僕は...』は富野由悠季の自伝のタイトル 本家には絶対できない リスペクトが強すぎる」「今回は、作品を通じてリスペクトを捧げる相手が「歴代の名作SF」
ではなく「富野由悠季」であることを明確に示しているんだね。いいじゃん」などと驚きつつ、絶賛している。

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  • 一方でトミノ監督、新作製作中だそうで…「ヒミコヤマト」、大丈夫?古代史モノって失敗しそうな悪寒。
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