EXILE CUP 2025 北信越大会を制した篠ノ井ジュニアサッカークラブ [写真]=千葉 格 2025年6月8日、小学4年生から6年生を対象としたフットサル大会『EXILE CUP 2025』の北信越大会が長野オリンピックスタジアム 野球場(長野県長野市)で行われた。今大会は、2025年9月14日にアシックス里山スタジアム(愛媛県今治市)で開催される決勝大会に向けた予選のひとつ。優勝チームに与えられる今治行きの切符を懸け、北信越地方の52チームが参加した。
開会式では株式会社LDH JAPANでSocial Innovation Officerを務める橘ケンチさん(EXILE / EXILE THE SECOND)が「指導者や家族に感謝の気持ちを持って、仲間と切磋琢磨して最高の1日にしてほしい」とあいさつ。ゲストとして登場したEXILE MAKIDAIさんは「全力のプレーを期待しています。最高の日にしましょう!」、中務裕太さん(GENERATIONS)は「仲間と一緒に、目標に向かって頑張る姿が人を感動させると思います。最後まであきらめずに頑張ってください」と、子どもたちにエールを送った。
予選リーグでは前回大会を制し、2024年決勝大会で準優勝を果たした篠ノ井ジュニアサッカークラブA(長野市)が実力を示し、3連勝で決勝トーナメントに進んだ。一方、前回大会準優勝、2023年決勝大会では全国制覇を成し遂げた長野アンビシャスFC BLUE(長野市)が予選リーグで敗退するという予想外の展開もあった。長野アンビシャスFC BLUEを勝点で2ポイント上回り、激戦のブロックを突破したのはAwara Hanks Football Club(あわら市)。複数のサインプレーを巧みに使いこなして戦う好チームだった。
そのAwara Hanks Football Clubは、決勝トーナメント1回戦で篠ノ井ジュニアサッカークラブAと対決。篠ノ井ジュニアサッカークラブAは統率の取れた守備と鋭いトランジションを見せ、2−0でこの試合に競り勝つ。前回大会王者はその勢いのままに準々決勝、準決勝も無失点で突破し、明善サッカースポーツ少年団(松本市)との決勝に駒を進めた。